カーライフ
更新日:2020.01.28 / 掲載日:2020.01.28

運転免許の更新を忘れた!期限切れの免許を更新する方法と必要なものを徹底解説

運転免許の更新を忘れた!期限切れの免許を更新する方法と必要なものを徹底解説

グーネット編集チーム

運転免許証の更新は、有効期限を迎える年の誕生日の1ヵ月後まで有効です。しかし、うっかり更新を忘れてしまったり、病気による長期入院などやむを得ない理由で更新できなかった場合などもあります。
その場合は運転免許の有効期限が切れ、無免許状態になるため運転ができません。

ここでは、運転免許の更新を忘れた場合の更新方法や更新時に必要なものについて詳しく紹介します。

期限切れの運転免許を更新する方法

運転免許証の更新期限切れをしてしまう場合、「うっかり更新を忘れた場合」や、「長期入院などのやむを得ない理由で更新ができなかった場合」などがありますが、これらの更新期限切れになってしまった理由によって更新の方法や条件が異なります。

また、それぞれ、有効期限が切れた後どのくらいの期間が経っているのかによっても、更新できない場合があることや、細かい更新の方法が異なりますので注意が必要です。

うっかり更新を忘れた場合で、6ヵ月以内の場合

うっかり運転免許の更新を忘れて、有効期限から6ヵ月以内の場合には、比較的簡単に更新手続きが可能です。学科試験や技能試験が免除され、適性試験と講習を受講するだけで運転免許の再取得可能です。

なお、運転免許失効前まで無事故無違反を継続しておりゴールド免許であったとしても、ブルー免許になり、次回の免許更新は5年ではなく3年になります。

うっかり更新を忘れた場合で、6ヵ月以上1年以内の場合

うっかり運転免許の更新を忘れて、有効期限から6ヵ月以上1年以内の場合には、免許センターだけの手続きでは更新ができなくなります。手続きを行い仮免許を取得する必要があり、申請することで仮免許の取得は可能です。
仮免許以降の学科試験と技能試験に合格しなければなりません。つまり、自動車学校に通う必要があります。

やむを得ない理由で更新できなかった場合

やむを得ない理由とは、長期入院や長期の海外出張などが該当します。やむを得ない理由で更新できなかった場合、有効期間が経過してから6ヵ月以内であれば、学科試験や技能試験が免除され、免許センターで適性試験と約2時間の講習を受講するだけで再取得可能です。運転免許失効前までゴールド免許の場合、6ヵ月以内に限り更新後もゴールド免許の引継ぎが可能です。

また、有効期限から6ヵ月を過ぎ3年以内の場合には、退院や帰国するなどをして、更新が可能になった時点から1ヵ月以内に免許更新の手続きを行うことで、適性試験と講習を受講するだけで再取得可能です。

うっかりで1年以上、やむを得ず3年以上更新できなかった場合

うっかり更新忘れから1年以上経過した場合や、やむを得ない理由があっても3年以上経過してしまった場合には、初めから自動車学校に通い、再取得することになります。

期限切れの運転免許を更新する際に必要なもの

運転免許証の有効期限が切れ、更新する場合に必要なものをまとめます。うっかり更新できなかった場合と、やむを得ない理由で更新できなかった場合とで必要なものが異なります。

うっかり更新忘れで更新できなかった場合に必要なもの

有効期限の切れた免許証、本籍地記載の住民票、申請用の証明写真が必要になります。

やむを得ない理由で更新できなかった場合に必要なもの

有効期限の切れた免許証、本籍地記載の住民票、申請用の証明写真、入院証明書やパスポートの入出国証明などやむを得なかった理由を証明するものが必要になります。

運転免許の更新にかかわる費用は、500円から1,350円の講習手数料、2,050円の交付手数料が必要です。また、免許センターでの試験が必要な場合には、試験手数料が科目ごとに必要です。詳しくは、各都道府県の運転免許センターに確認をするようにしましょう。

運転免許を期限内に更新するためには

運転免許を期限内に更新するためには

グーネット編集チーム

運転免許証の更新を忘れないようにするためには、運転免許証の有効期限を定期的にチェックすることが大切です。しかし、なかなか運転免許証をチェックする機会は少ないかと思われます。運転免許証の更新が近くなると更新のハガキが届きます。更新のハガキを確認したら、免許の更新に行く日を決めて予定に入れることが大切です。

うっかり更新をし忘れる原因として、免許更新のハガキが届かない場合があります。引っ越しをして住所を変更していない、結婚して住所が変わったなどの理由でハガキが届かないことで、更新を忘れてしまうことがあります。運転免許の更新を忘れないためにも、住所が変わった場合には、運転免許証の住所変更を忘れずに行いましょう。

事前に、長期海外出張の予定がわかっている場合には、期限前更新を行うことが可能です。ただし、その場合は有効期限が1年短くなりますので注意しましょう。

まとめ

運転免許証の更新を忘れてしまった場合には、うっかり更新できなかった場合と、やむを得ない場合とで、手続き方法が異なります。

うっかり更新を忘れてしまった場合は失効から1年以上経過、やむを得ない理由で更新ができなかった場合は失効から3年以上経過してしまうと、自動車学校に通うなどをして、最初から運転免許の再取得をしなければなりません。

うっかり運転免許証の更新を忘れないためにも、住所が変わったら住所変更の手続きをしましょう。また、あらかじめ、長期海外出張などで免許更新ができないとわかった場合には、期限前更新を行うことも可能です。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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