【グーパーツ】THE MOST RECOMMEND PARTS C-HR

　C-HRはスポーティなSUVということで、エンジン関係のチューニングパーツも数多く用意されている。
　まず吸排気系パーツとしては、マフラー、エアクリーナー、ビッグスロットルボディなどがあり、また制御系ではスロットルコントローラーやサブコン、ブーストアップパーツなどがある。一般的には吸排気系パーツを交換すると、吸排気効率が高まってパワーアップ効果が期待できると言われるが、排気系のキャタライザー（触媒）がノーマルのままであれば、マフラーやエアクリーナーを交換しても大幅なパワーアップは見込めない。ノーマルの制御系の許容範囲（補正範囲）の中で、可能な限りのパワーを引き出すというのが、今どきのライトチューンといえるだろう。ただ、マフラーやスロットルコントローラーを交換すると、加速時のレスポンスやエキゾーストサウンドが変化し、体感的なスポーツ度は高まるということは言える。
　C-HRのパワーユニットは、1.8Lのハイブリッドと1.2Lのターボ。マフラー、スロットルコントローラー、エアクリーナー、サブコンなどはどちらにも対応している。またターボ用には、装着するだけで簡単に10ps以上のパワーアップが可能なブーストアップパーツも設定されている。
　これらもノーマルの制御システムの補正範囲内で使うのであれば、若干のトルクアップやフィーリングアップが見込める。装着によって大きなトラブルが起きることも少ない。基本的には車検にパスできるチューニングとなる。ただし、キャタライザーを交換したり、エアクリーナーをダイレクトフロータイプに変更する場合は、補正範囲を超えてしまうことがあるので、コンピュータの仕様変更も含めたセッティング変更が必要になると考えた方がいいだろう。

チューニングパーツは豊富にラインナップ
C-HR用としては、エンジン関連のパーツも数多く用意されている。マフラーやエアクリーナー、スロットルコントローラー、ブーストアップパーツ（ターボのみ）などだ。

スタイリングも意識したパーツ選びを心がけよう
リアスタイリングが個性的なC-HRは、マフラー選びもポイントになる。トムスのバレルマフラーは、ターボ用（2WD／4WD）、ハイブリッド用がそれぞれ設定されている（純正オプションのTRDリアバンパー用も用意）。

［SPECIFICATIONS］
バレルHV：14万円から18万円／スーパーラム2：6000円／L.T.S3：3万8000円／POWER BOX：3万8000円／オイルフィラーキャップガーニッシュ：1000円

豊富にあるアフターパーツの中から、選りすぐったオススメのパーツをご紹介。これを見て、世界に１台だけのクルマを目指してカスタマイズしよう。

ロアボディ強化ブレース 1万2000円から
ボディにマウントされるサスペンションメンバーユニットの取り付け剛性を大幅に向上させる。これによりステアリングレスポンスが向上。ジオメトリ変化も減少し高速コーナーでもスタビリティが向上。

ナンバープレートボルト 1000円
ナンバープレートをスマートにデコレーションできるアルミニウム製ボルト。プレートに馴染むホワイトやブラック、シルバーを用意。専用レンチ以外で外すとネジ穴が潰れ、盗難防止にも役立つ。

高性能USB 5600円
車両の長方形型ブランクスイッチホールを使用し、スマートな取り付けを実現したUSBユニット。高性能2.1A USBポートを2口採用。充電完了もLEDの色で判断することができる。

問トムス　TEL.03-3704-6191https://www.tomsracing.co.jp/

文／松本尊重　写真／木村博道