中古車購入チェックポイント[2019.02.12 UP]

【グー連載コラム】車両チェックマイスターへの道 [良質物件を見極めるためのコツと心得]

スバル レガシィツーリングワゴンの画像

実際に中古車販売店を訪れた際にはどんな部分をどうチェックすべきか。クルマの部位ごとに見ておくべきポイントを紹介していこう。
(掲載されている内容はグー本誌2019年3月号の内容です)

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【車種別チェックポイント】スバル レガシィツーリングワゴン編

スバル レガシィツーリングワゴンの画像 ※写真はすべて現行型

KEY POINT
耐久性は高いものの、過走行車も多いため、走行関係のパーツはよくチェックしておきたい。アイサイトは古くても十分使えるレベル。

[4代目モデル]
中古車中心相場:10万円から70万円 新車販売時期:2003年5月から2009年5月 
[最終(5代目)モデル]
中古車中心相場:30万円から230万円 新車販売時期:2009年5月から2014年10月

 レガシィツーリングワゴンは日本を代表するワゴンモデル。特に5代目となる最終型は、大型化したことで国内ではネガティブな評価を受けたものの、優れた点も多く、現状では最も狙い目のモデルとなっている。
 スバル車全般に言えることだが、耐久性は高い。マニアから評価が高い4代目と比べると、5代目は内装にコストダウンされた部分が目に付くものの、目に見えない部分は手抜かりがなく、機関部分も極めて丈夫だ。2012年5月以降の後期型ではターボエンジンが直噴化され、トランスミッションはリニアトロニック(CVT)を初採用しているが、初期モデルから完成度が高かった。300馬力の高出力ながら、定期的なオイル交換を怠らなければ走行距離が20万kmを超えてもトラブルを起こすことは少ないと言われ、走行距離が多めの物件でも、あまり気にしないでいいというのは美点だ。
 2010年5月からバージョン2となったアイサイトは、最新の運転支援システムと比較すると物足りなさを感じる部分もあるが、先行車追従オートクルーズコントロールは今でも十分実用的で、衝突被害軽減性能も満足できるレベル。当然のごとく、後席や荷室の空間は広く、中古車としては極めて魅力的だ。

【チェックポイント1】FA型はオイル量が多め

 レガシィツーリングワゴンのエンジンの画像

タイミングベルトのチェーン駆動化などにより、FA20型エンジンはEJ25よりも必要とするオイル量が0.9Lも多いことは知っておきたい。

【チェックポイント2】内装の程度は要チェック

 レガシィツーリングワゴンのシートの画像

シートなど内装の傷みがみられる物件は比較的少ない同車だが、初期型はデビュー後、約10年が経過しているため多少の注意が必要。

【チェックポイント3】荷室の使われ感を確認

 レガシィツーリングワゴンのトランクの画像

荷室が酷使された物件は比較的多め。前期型の場合、空荷状態では走行中の余計な揺れがやや多めに出るようだが異常ではない。

【チェックポイント4】最後のMTも選べる

 レガシィツーリングワゴンのインパネの画像

アイサイトを重視するなら2010年5月以降のバージョン2を狙いたいところ。EJ25ターボ搭載の前期型ならレガシィ最後のMTも選べる。

【チェックポイント5】高い耐久性が魅力のCVT

 レガシィツーリングワゴンのシフトレバーの画像

CVTの変速フィーリングは賛否あるため、できれば試乗して確かめたいところ。ただし耐久性に関しては極めてハイレベルと言われる。

【チェックポイント6】走りを支える足まわり

 レガシィツーリングワゴンのタイヤの画像

車重が重く、ハイパワーなモデルなのでブレーキへの負担が大きい。ブレーキパッドやローターの減り具合は気になる部分だ。

 レガシィツーリングワゴンのフロントの画像
運転に支障をきたすほど大型ではないが確認しておきたい

先代型と比べて大型化した5代目モデルだが、全幅は1780mmと、運転に支障をきたすほどではない。むしろ見切りは良く、運転しやすさを感じる人もいるので、まずは実際に座って確かめてほしい。



※中古車価格はグーネット 2019年1月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

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