中古車購入チェックポイント[2019.01.21 UP]

ホンダS2000の中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ホンダS2000の中古車購入の際の選び方の参考ポイント グーネット編集チーム

この記事の目次

S2000の主なグレードの特徴と比較から選ぶ
S2000の燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ
S2000の中古車価格相場から選ぶ

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S2000は、1963年誕生のS500以来、脈々と続くホンダの高性能2シーターオープンモデルのフィロソフィーを受け継ぐモデルとして、1999年4月にリリースされました。

伸びやかなロングノーズ&ショートデッキスタイルのスタイリングを採用し、大径タイヤ&アルミホイールを収める、大きく膨らんだ前後フェンダーが安定感のあるスポーツカーらしいフォルムを生みだしています。

全天候型の電動ソフトトップを備え、四季を通じて爽快なオープンエアドライブが楽しめる空間となっているのが、S2000の大きな特徴です。

また、許容回転数9000rpmを可能にした高回転・高出力VTEC機構付2.0 直列4気筒自然吸気エンジンとクロスレシオ6速MTとの組み合わせにより、卓越したスポーツ走行を可能にする2面性を兼ね備えたユニークなモデルです。

クローズドボディ以上のボディ剛性を実現し、世界最高水準の衝突安全性能を誇る「ハイX(エックス)ボーンフレーム構造」と、後輪へ動力を伝えるトルセンLSD付インホイール型ダブルウィッシュボーン式サスペンションなどを採用しています。

これらの装備の搭載により、スポーツカーならではの安全性能・走行安定性能・ハンドリング性能を実現しながら、しなやかな乗り心地を提供しています。

アルミボンネットの採用をはじめ、徹底した軽量化や低重心化、理想的な前後車両重量配分などにより、クルマと人が一体となった爽快なドライブフィールと「走る歓び・繰る歓び」をドライバーへ提供します。

ロックトゥロックが従来モデルの半分となる世界初「VGS(Variable Gear ratio Steering:車速応動可変ギアレシオステアリング)」の採用や、中低速域の扱いやすさを強化した2.2Lエンジンへの移行および置換などで進化を続けていました。そして、2009年9月で販売終了となり、約10年間の歴史に幕を閉じます。

「S2000」は、ホンダのスポーツモデルの証である「S」を冠する、個性あふれるリアルオープンスポーツカーとして、今なお多くのファンを持つ人気モデルです。

ここではS2000の中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

S2000の主なグレードの特徴と比較から選ぶ

S2000の主なグレードの特徴と比較から選ぶ グーネット編集チーム

初代 ホンダ S2000 AP系(1999年〜2009年)の主なグレードの特徴

ここでは2007年10月以降にリリースされたモデルについて取り上げます。
S2000のグレード構成は充実した装備が施されたベースグレードとエアロパーツを備えスポーツ性を高めたグレードの2タイプの設定となります。

・ベースグレード
VTEC 2.2L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するベースグレードです。
一枚革を使用した質感の高いステアリングホイールやアルミ&本革コンビのシフトノブをはじめ、身体をしっかり保持するバケット形状シートやアルミ製スポーツペダル&運転席側フットレスト、サイドガーニッシュアルミプレートなど、シンプルな意匠ながら上質なインテリアを備えています。

電動ソフトトップに加え、オープン時の風の巻き込みを軽減するウインドウリフレクターや電波式キーレスエントリーシステム、全面高熱線吸収/UVカット機能付ガラスなどの快適装備が施されています。

また、高輝度ディスチャージヘッドランプや運転席&助手席SRSエアバッグシステム、オープンモデルならではの盗難防止システム(イモビライザー)などの安全装備が実装されます。

足回りは前後で幅が異なる17インチロープロファイルタイヤとアルミホイールが装備されます。併せて安定した制動力を発揮する大径ブレーキシステムが装着されます。

・タイプS
搭載するエンジンはベースグレード同様、VTEC 2.2L 直列4気筒自然吸気エンジンです。
「ベースグレード」に対し、イエローステッチが施されたブラック&イエローの鮮やかなバケット形状シートをはじめ、球状のアルミシフトノブなど、専用インテリアが施されています。

外観上はカイザーシルバー・メタリックの専用アルミホイールやブラック塗装の専用エンブレムをはじめ、フロントスポイラー&リアスポイラー、前後ストレーキが装着され、空力特性を高めたアグレッシブなスタイリングが特徴です。

また、ダンパー、スプリング、スタビライザーを強化した専用サスペンションを装備し、ハンドリングのレスポンスや旋回性を高めるとともに、高速コーナーでのスタビリティの向上が図られています。

S2000の燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

S2000の燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ グーネット編集チーム

ここでは、S2000の型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
ただし、同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年8月時点で参照したものとなります。

初代 ホンダ S2000 AP1/2系(1999年〜2009年)の燃費・維持費

・AP1:2.0L/6MT/FRモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:12.0km/L
年間ガソリン代:約120,833円(833.3L×145円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約160,333円 ※3

・AP1:2.0L/6MT/FRモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:11.6km/L
年間ガソリン代:約125,000円(862.0L×145円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約164,500円 ※3

・AP2:2.2L/6MT/FRモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:11.0km/L
年間ガソリン代:約131,818円(909.0L×145円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約176,818円 ※3

・AP2:2.2L/6MT/FRモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:10.6km/L
年間ガソリン代:約134,905円(943.3L×145円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約179,905円 ※3

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年8月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

S2000の中古車価格相場から選ぶ

S2000の中古車価格相場から選ぶ グーネット編集チーム

S2000は、優雅なオープン2シーターモデルながら、剛性の高いボディに高回転・高出力の高性能エンジンを搭載し、サーキット走行まで可能なピュアスポーツモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。販売終了から年数が経過しているにも関わらず、希少性から流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力といえるでしょう。

S2000の主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 ホンダ S2000 AP1/2系:83.7〜469.8万円
AP1:83.5〜388万円
AP2:189.8〜478万円

ベースグレード:83.5〜459万円
タイプV:89.9〜350万円
タイプS:226〜469.8万円

S2000は2009年9月まで約10年間販売されていました。
オープンボディに高出力エンジンを搭載する、歴代のオープンスポーツモデル「Sシリーズ」の中でも、もっともパワフルな動力性能を誇り、同コンセプトのモデルは排気量660ccの「S660」が2015年4月にリリースされるものの、実質的な後継モデルは発売されていません。

その希少性からもプレミアムがつき、走行距離の短い車両や程度の良い車両は、発売時の車両価格を上回るプライスタグが提示されているほどの人気の高いモデルです。
7万kmから15万km未満の走行距離を記録する年式相応のしっかり乗られてきた車両の傾向としては、130万台から170万台を中心に2004年以前の車両が多く見受けられます。

しかしながら、前述の通り、年式に関わらず程度や走行距離によっては、270万円を超える車両も多く分布し、新車価格から値落ちの少ない安定した中古車相場が形成されています(上記中古価格帯については、2018年8月20日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

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