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更新日:2018.12.17 / 掲載日:2018.11.20
プジョー、フラッグシップモデル新型「508」を発売
プジョーのフラッグシップモデル新型「508」
プジョー・シトロエン・ジャポンは11月19日、プジョーブランドのフラッグシップとなる新型「508」のカタログモデルを発売した。今回で2代目の登場となる新型508は、2018年3月のジュネーブモーターショーで正式発表されていたが、ついにカタログモデルが発売となる。
エクステリアのデザインは、全高を低くしたワイドで独創的なスタイルを採用。クーペのようなルーフラインは、リアエンドにかけて流麗でエレガントなラインを形作る。フロントフェースは、切り立ったフロントグリルとフルLEDライトが特徴。バンパーとスポイラーを垂直に通るLEDデイタイムランニングライトと合わせて、シャープな印象に仕上げている。ドアはサッシュレス構造となり、スリークな印象になる。リアエンドは、ライオンの三本の爪痕をモチーフとしたフルLEDテールライトを採用する。
アクティブセーフティブレーキは、カメラクオリティを向上させ、二輪車や夜間での検知精度が向上
機能装備は、ステアリング操作を車両側でおこなう従来のパークアシスト、シフトチェンジ、アクセル、ブレーキもすべて自動でコントロールし駐車する「フルパークアシスト&360°ビジョン」を装備。
そのほか、フルLEDヘッドライト、アダプティブリアライト、ハンズフリー電動テールゲート、プレミアムHiFiシステム10スピーカー、前席8ウェイ電動シート&ヒーター/マルチポイントランバーサポート、アップルカープレイ、アンドロイドオートに対応するスマートフォン接続機能「プジョーミラースクリーン」、ワイヤレススマートフォンチャージャーなどを採用する。
シャシーは、全車にプジョー初となる電子制御アクティブサスペンションを装備
アクティブセーフティブレーキは、カメラクオリティを向上させ、二輪車や夜間での検知精度が向上。高速道路における同一車線内走行を想定した運転支援機能のほか、前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すればアクセル操作無しで追従し、3秒以上経過した場合はワンアクションで設定速度まで回復するなど、渋滞時の利便性を向上させている。
レーンポジショニングアシストは、白線から一定の距離を保ったままの走行が可能で、白線との距離に応じて進路の修正を実施する。任意の車線との間隔を保持する制御ロジックを搭載し、ほぼ全速度域でステアリングの補正を実施するという。レーンキープアシストは、約65km/h以上の速度で走行中に車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力を生じさせてもとの車線へと戻すことができる。
シャシーは、全車にプジョー初となる電子制御アクティブサスペンションを装備。走行状況や路面に応じてダンパーの減衰力をリアルタイムに制御し、高レベルで乗り心地とハンドリング、ロードホールディングを両立する。また、アクティブサスペンションは、4つのドライビングモードと連動し、センターコンソールにあるモードセレクターで好みのモードを選択できるのが特徴だ。
なお、日本仕様の諸元、車両重量、燃費などに関しては後日発表される。デリバリー開始は2019年春を予定。また、508 SWの導入は2019年の発売となる予定。
メーカー希望小売価格は、417万円~492万円(税込)