ポルシェ、新型コンパクトSUV｢マカン｣をパリモーターショーで初公開

インテリアは、｢ポルシェコミュニケーションマネージメントシステム｣のタッチスクリーンを、これまでの7.1インチから10.9インチにサイズアップ。オンラインナビゲーションと携帯電話接続システム、2つのオーディオインターフェイス、ボイスコントロールを標準装備。通信関連ではLTE通信モジュールとSIMカードリーダーを備えたポルシェコネクトプラス、WLANホットスポット、ポルシェコネクトサービスを装備する。

そのほか、｢GTスポーツステアリング｣を含む｢スポーツクロノパッケージ｣や、レーンキープ機能を備えた新しい｢トラフィックジャムアシスト｣、微粒子空気フィルターを備えた｢イオン空気洗浄機｣などをオプション設定する。

新型マカンは、2.0リッター4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力180kW(245PS)、最大トルク370Nmを発生する。トランスミッションは7速PDKが組み合わされるが、これには進化した燃焼技術と微粒子燃料フィルターが採用されて進化を遂げている。0-100km/h加速は6.7秒。最高速は225km/hとなる。駆動方式は4輪駆動で、新欧州サイクル(NEDC)に基づいた燃費は8.1リッター/100kmと公表された。

シャシーは、新開発のシャシーを採用することで快適性が向上。タイヤも新開発となり、優れた横方向のグリップを持つ。ホイールは、標準で18インチを採用し、オプションで21インチが選択可能となる。