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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.09.06

アウディ、4ドアクーペ「A7 スポーツバック」をフルモデルチェンジ

A7スポーツバック

フルモデルチェンジされた4ドアクーペ「A7 スポーツバック」

アウディ ジャパンは、4ドアクーペ「A7 スポーツバック」をフルモデルチェンジして、9月6日より日本で発売する。今回のフルモデルチェンジで、A7 スポーツバックは2代目へとバトンタッチ。パワートレーンは、3.0リッターV型6気筒DOHCターボのTFSIエンジンと、デュアルクラッチAT「7速Sトロニック」を採用する。駆動方式は、4輪駆動システムとなり、48Vの主電源システムを持つマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)も搭載する。

マイルドハイブリッドドライブシステムは、リチウムイオンバッテリーとベルト駆動式のオルタネータースターターにより、ブレーキング時に最大12kWというエネルギー回生を可能にしている。「Audi ドライブセレクト」により、「efficiency mode」を選択すると、55~160km/hで走行中にアクセルをOFFにすると、エンジンが頻繁に停止して惰性走行を行い、燃費の改善を図っている。スタート/ストップ機能の範囲も広がり、22km/h以下での作動を可能にしている。燃費性能は、100km走行あたり最大0.7リッターの燃料消費が削減される。

A7 スポーツバック

3.0リッターV型6気筒DOHCターボのTFSIエンジンを搭載

インテリアも機能面や安全面を大幅に刷新。機能面は、「Audi connect」により、音声による目的地のオンライン検索、ニュースや天気情報、最寄りのガソリンスタンドや駐車場検索、地図のオンライン更新などが可能になった。Audi connectは、「myAudiアプリ」に機能が集約され、アプリを介してスマートフォンを車両とネットワークで接続。ナビゲーションに目的地情報を送ったり、スマホの予定表を転送したりが可能になる。

安全装備では、5つのレーダーセンサー、5つのカメラ、12の超音波センサー、1つのレーザースキャナーなど、最大で23個のセンサーを搭載。新たに追加された機能としては、見通しのわるい交差点での「フロントクロストラフィックアシスト」や、万が一の車両の側面からの衝突にも備える「プレセンス360」のほか、従来のアダプティブクルーズコントロール(ACC)、アクティブレーンアシスト(ALA)、トラフィックジャムアシストの3つの機能をセットにした「アダプティブドライブアシスト」(ADA)などを採用する。

A7 スポーツバック

インテリアは、先代モデルから室内長を21mm拡大

また、後席のニ―ルームを中心に先代モデルから室内長を21mm拡大。後席は、ヘッドルームが5mm拡大し、ラゲッジスペースの幅も拡大している。ラゲッジ容量は、通常時で535リッター。後席を折り畳むと最大1390リッターとなる。145度の視野と高解像度を持つレーザースキャナーを採用することで、多くのドライバーアシスタンスシステムで制御メカニズムを改善。より自然でスムーズな加減速やステアリングアシストを実現する。

A7 スポーツバック

「アダプティブドライブアシスト(ADA)」などを採用する

A7に搭載する3.0リッターV型6気筒TFSIエンジンは、直噴、Bサイクル、ツインスクロールターボ過給など最新テクノロジーを導入。スペックは、最高出力250kW(340PS)、最大トルク500Nmを発生する。0-100km/h加速は5.3秒。

ステアリングの切り角が大きくなるにつれてステアリングレシオが変化する「プログレッシブステアリング」を全モデルで採用。ステアリングレシオは、速度に応じて9.5:1~16.5:1まで制御される。サスペンションは、スチール製スプリングを備えた標準的なサスペンションか、車高を10mm下げたスポーツサスペンションを採用。減衰力を調整できるダンピングコントロールサスペンションと「ダイナミックオールホイールステアリング(AWS)」をオプションとして設定する。

4輪操舵システム(AWS)は、60km/h以下で走行している際に後輪が前輪と反対の方向に操舵され、市街地を走行している場合などにクルマの取り回し性を改善する。60km/h以上で走行している場合には、後輪は前輪と同じ方向に操舵され、直進性や車線変更時の操縦安定性を改善する。ボディサイズは、全長4970mm、全幅1910mm、全高1415mm。ホイールベースは2925mmとなる。

メーカー希望小売価格は、988万円~1066万円(税込)

icon Audi A7 Sportback S line 1st edition

A7

写真は、A7 スポーツバック 55 TFSI クワトロ S-line 1st edition

また、新型A7 スポーツバックの発売を記念して、限定モデル「A7 スポーツバック 55 TFSI クワトロ 1st edition」、「A7 スポーツバック 55 TFSI クワトロ S-line 1st edition」の2車種を発売。エクステンデッドレザーのインテリア、バング&オルフセンサウンドシステム、ダイナミックオールホイールステアリング(4輪操舵システム)、ダンピングコントロールサスペンションなどを装備する。限定台数は、合計で250台となる。

メーカー希望小売価格は、A7 スポーツバック 55 TFSI クワトロ 1st editionが1058万円(税込)、A7 スポーツバック 55 TFSI クワトロ S-line 1st editionは1161万円(税込)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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