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車種別・最新情報[2018.08.31 UP]

【編集部イチ推し 太鼓判15モデル完全購入ガイド】VW ポロ

■価格帯:209万8000〜344万8000円 ■値引き目標(車両本体):13万円

ナリは小さくとも、宿る実力は本物
 車体寸法はヴィッツフィットなどの国産1.3L級2BOX車とほぼ同じ。軽乗用車を除けば、乗用車の最小カテゴリーである。だが、だからといってタウンユース専用に偏っていないのが、ポロの特徴である。
 エクステリアはオーソドックスなスタイル。ベルトラインやウインドウグラフィックでキャビン後半を絞り込んだように見せているが、後席頭上まで高さを取った、実用車らしいパッケージングだ。サイズに余裕がある上級クラスのような居心地は望めないが、造りのしっかりしたシートのおかげもあって、後席の長時間走行も苦にならない。また、後席使用時の荷室の奥行きも、このクラスではゆとりがあり、4名乗車でのドライブでも手狭に感じることは少ないだろう。
 内装デザインは、他のVW車と同様にケレン味なくまとめられ、輸入車が初めてというドライバーでもすぐに馴染める。各種スイッチ類の質感も高く、同クラスの国産車よりも上級感がある。
 そしてポロの汎用性の高さを最も実感させてくれるのが走りだ。標準仕様車の搭載エンジンは1L3気筒のダウンサイジングターボ。最高出力は95PSでしかないが、最大トルクは17.9kg・mを発揮し、さらに使用頻度の高い2000〜3500回転で発生する。この太いトルクを活かす7速DCTの変速も巧みであり、急加速でなければ登坂や高速でも多くは巡航ギヤを維持したままで済ませてしまう。高回転加速の伸びはそれ程でもないが、低回転での加速は伸びやかで力感も十分。高速走行のゆとりは、上級クラスの平均をも上回る。
 フットワークもこの動力性能にマッチしたもの。直進やコーナーでの優れた方向安定の高さに優れ、高速道路や山岳路でも扱いやすい。さらにひと昔前は苦手としていた市街地走行時の乗り心地も良好。荒れた路面でも刺激的な振動はなく、ゆったりとしたストロークで、走りの質感を向上させている。
 これらの走りの良さをさらに引き出すのが、先進安全&運転支援システム。全車速型ACCや自動操舵式の駐車支援システムなどが設定されている。LKAが設定されていないことは残念だが、上級クラス相当の装備が備わっている。
 装備が充実してくる中間グレードのコンフォートラインは229万9000円、ACCなどを標準装着する上級グレードのハイラインは265万円と、国産同クラスと比較すると約50万円ほど高い感覚だ。しかし、長距離ツアラーとしての性能は1クラスも、2クラスも上で、価格以上の実力を持つ。タウン&ツーリングの双方で妥協したくないユーザーにとって、ポロは最適の一台といえよう。

関連情報

輸入車
エクステリア
オーソドックスな2BOXスタイルと、ゴルフの弟分というキャラは変わらない。

今年の春先に日本上陸を果たした現行ポロは、全長が4060mm、全幅は1750mmと先代より65mmほど拡大され、3ナンバーサイズとなった。

ホットハッチのGTIも新型にブランニュー!

歴代ポロに設定されているホットハッチのGTIも日本に上陸済み。エンジンは2直4直噴ターボとなり200PS/32.6kg・mを発揮。

専用スポーツサスやトルクベクタリング機能なども追加される。価格は344万8000円。より刺激的な走りを楽しめるポロにも注目だ。

パワートレーン
海外にはNAエンジン車も用意されるが日本仕様は1L直3ターボのみの設定。95PS/17.9k・mと最新のダウンサイジングターボらしい豊かなトルクが特徴で、細かな変速が可能な7速DSGと組み合わされる。

インテリア

シンプルながらも上々の質感を持つキャビン空間。欧州モデルらしくベーシック車でもシートにはしっかりとしたサイドサポートが設けられている。

後席は足下まわりがやや窮屈だが、平均レベル以上の快適性は確保されている。

【納得!】いたずらに硬くない適度な乗り心地も好感触
MQBと呼ばれる最新アーキテクチャが採用されたことでシャシー性能も向上。足回りのサスチューンもいたずらに硬くなくゆったり動く。先代に比べて乗り心地や快適性は明らかに良くなっている。

【納得!】上級グレードのハイラインは先進安全装備も充実
ベーシックなトレンドラインではACCなどは装着できないが、クラス平均を超える先進安全装備を選べることは現行ポロの強みだ。

全車速型のACCや歩行者検知対応の自動ブレーキなどの上級機能を持つ安全システムを設定。

【納得!】スモールカーの手頃なサイズは日本の道路事情にジャストフィット
4mクラスの全長は日本の道路事情にジャストフィット。3ナンバーサイズの全幅になっても小回り性能は健在だ。

またキャビンや荷室空間も若干拡大。造りのしっかりしたシートのおかげもあって長距離適正もなかなか優秀だ。

【納得!】1Lターボとは思えぬほど 余力感十分のパワースペック
1Lターボは低回転時から分厚いトルクが盛り上がる最近のダウンサイジングターボらしい特性。絶対的な速さや加速感は望めないが中庸域の力感に優れる。街中から高速道路に至るまでリラックスして運転できる。

ポロのオススメ!太鼓判

【TSI ハイライン】
■価格:265万円


高速長距離適性の高さがポロの強み。この用途において効果絶大のACCは必須装備ともいえ、それらの装備を前提にするなら、標準装着のハイラインが買い得だ。

■主要諸元(TSI ハイライン)
●全長×全幅×全高(mm):4060×1750×1450●ホイールベース(mm):2550●車両重量(kg):1160●駆動方式:2WD●パワートレーン:999cc直3DOHCターボ(95PS/17.9kg・m)●トランスミッション:7速DSG●JC08モード燃費(km/L):19.1●燃料タンク(L):40(プレミアム)●最小回転半径(m):5.1●タイヤサイズ:195/55R16

提供元:月刊自家用車

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クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど 様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。 みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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