車種別・最新情報
更新日:2019.06.10 / 掲載日:2018.06.22
メルセデス・ベンツ 新型Gクラス発売!フルモデルチェンジ後の価格はどうなる?
2018年1月に開催された、通称「デトロイトショー」にて世界初披露された、ヘヴィデューティな使用にも耐える本格派のクロスカントリー4WD。1989年に2代目が登場して以来、29年振りのフルモデルチェンジだが、しばらくは2代目のモデルも併売される。6月6日に正式な発売のアナウンスがあり、8月下旬以降に実際に納車が始まる予定。
関連記事:【メルセデス・ベンツ Gクラス】新型登場で相場が動く!? 現行型は待ちの一手か
Gクラス(メルセデス・ベンツ)購入ガイド~新型「G550」・「Mercedes-AMG G63」と旧型「G350d」を徹底解説
新型Gクラスの主な変更点、モデルチェンジのポイントは?
クロスカントリー4WDの核となるラダーフレーム構造のボディを新設計し、強度、剛性などが大きく高められた。4輪ともリジッド式だったサスペンションだが、新型ではフロントにダブルウイッシュボーン式の独立懸架タイプに改められた。エンジンはディーゼルが省かれ、ガソリン4LV8ツインターボのみ搭載される。2つのチューニングを揃え、G550は422ps/62.kg-m、AMG G63は585ps/86.7kg-mと強力無比。組み合わせるミッションも従来の7ATから9ATへと進化している。従来型よりも一まわり大きくなったボディだがアルミを多用するなどして、約170kgの軽量化に成功。ボディ拡大にともない、室内スペースも拡大している。
メルセデスベンツ Gクラスとはどんな車種?
NATO軍に正式採用されたクルマを、一般の使用に耐えるように改良されて1979年に初代モデルが登場。極めてハードな使用にも耐える頑強なクロスカントリー4WD。昨今はSUVの高性能化に合わせ、極めてパワフルなパワーユニットが与えられている。オフロード/オンロードを問わず極めて高い性能を発揮することが可能な、世界でも屈指の最強オールラウンダー。
新型Gクラスの外装の特徴は?
直線的なボディラインは従来型と同じイメージを踏襲している。だが、フロント&サイドのウインドは微細な曲面で構成されており、従来型とは異なる。新デザインのフロントグリル&バンパー、丸型LEDヘッドライトなど装備され、Gクラスらしい雰囲気は色濃いものの、最新のメルセデスらしさを漂わせることにも成功している。
新型Gクラスの内装はどう変わった?
前後席ともにスペースが拡大し、居住性を高めた内装に生まれ変わった。インパネのデザインが変更され、12.3インチの高精緻なワイドディスプレイ2枚からなる未来的なもの。タッチパネルで操作できるほか、ステアリングにもスイッチがあり、視線移動することなく操作ができる。高性能&最高級SUVにふさわしい、高品質なインテリアといえる。
新型Gクラスのパワートレインは?
3982ccV型8気筒DOHCツインターボのみ搭載される。2グレードの構成で、G550には422ps/62.2kg-m仕様が搭載され、これでも十二分にパワフル。一方AMG G63には強烈な585ps/86.7kg-m仕様が搭載される。まさにモンスターSUVだ。
先進安全装備でベンツの安全性はどう進化する?
先行車との車間距離を保ち、先行車が停止すれば自車も停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、ドアミラーの死角をレーダーで補い危険警告する「ブラインドスポットアシスト」、歩行者まで対応する「アクティブブレーキアシスト」、衝突時に乗員ダメージを軽減する「PRE-SAFE」など標準装備。片側86個のLEDヘッドライトを自動制御し、対向車が眩しくならずにより広範囲を照らすシステムも装備している。
新型Gクラスのラインナップと価格
パナメリカーナグリルが特徴的なG63
チューニング違いの4LV8ツインターボエンジンを積む、G550=1562万円とAMG G63=2035万円の2グレード編成。より高性能なのはもちろんAMGバージョン。