クルマのお役立ち情報[2018.06.12 UP]

世界中で販売好調なトヨタRAV4が日本に帰ってくる!

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新型RAV4のスタイリングのイメージ

ニューヨーク国際オートショー(NYショー)でワールドプレミアされた5世代目のRAV4。実はこのRAV4、昨年の米国市場で一番売れたトヨタ車だということはご存じだろうか? 昨年の現地での販売台数は過去最多の約41万台というベストバイモデルのフルモデルチェンジとあって、NYショーでは最大級の注目を集めた。新型RAV4は日本国内にも久しぶりに導入されることが決定済みで、復活した次期RAV4はますます目が離せない存在となっている!

トヨタ新型RAV4の主な変更点、モデルチェンジのポイントは?

トヨタ新型RAV4の3台絡みの画像 左から新型RAV4 XSE Hybridグレード、Limitedグレード、Adventureグレード(いずれも米国仕様)

新型RAV4の開発コンセプトは「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」。日本語に訳すと「SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD」ということになる。トヨタは「真のSUVらしさを追求し、タフで力強いアクティブさを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視」と新型RAV4のスタイルをうたっている。すなわち、クロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生し大ヒットした初代RAV4への原点回帰を、最新のテクノロジーで磨き上げたというのが新型の本質だろう。新型RAV4のメカニズム面での最大のハイライトは、新プラットフォームTNGAの採用とトヨタ初の新しい4WDシステムである、ダイナミックトルクベクタリングAWD(ガソリン車)と新型E-Four(ハイブリッド車)が導入される。 北米のSUV市場では、一番小さいクラスに属するRAV4。そのサイズ感をキープすることも、ベストセラーの座を再び獲得するための戦略のひとつ。そして日本では、SUVのダブルエースとなっているC-HRとハリアーのちょうど中間くらいのサイズとなる。日本国内でも、再びRAV4旋風が吹き荒れるのだろうか?

トヨタRAV4とはどんな車種?

2代目RAV4 写真は2代目RAV4

初代RAV4は1994年にデビュー。「SUVはオフロード向けのクルマ」という常識に対して、「アウトドアでも街乗りでも、見て・乗って楽しいクルマ」というコンセプトで登場。それ以降、米国市場を中心にトヨタのグローバルな戦略モデルに成長し、累計812万台(米国で318万台)をセールスしている。現行型となる4代目モデルは海外専売モデルで、2013年から販売開始。主力となる北米仕様は2.5Lガソリンエンジンと6速ATの組み合わせで、欧州仕様には2.0Lガソリンに加えて2.2Lディーゼルも設定。2015年からはカムリやハリアーと同じユニットを積むハイブリッド車も導入されている。販売は米国に限らず世界的にも好調で人気のSUVだ。

トヨタ新型RAV4の外装(エクステリア/デザイン)は?

新型RAV4 XSE Hybrid 新型RAV4 XSE Hybridグレード(米国仕様)

新型RAV4 Adventure 新型RAV4 Adventureグレード(米国仕様)

新型RAV4 Limited 新型RAV4 Limitedグレード(米国仕様)

トヨタ新型RAV4のデザイン1

トヨタ新型RAV4のデザイン2

新型RAV4のデザインコンセプトは「Adventure&Refined」。「冒険と洗練」という直訳通りに、力強さとスマートさを併せ持つスタイリングを目指してデザインされている。前者に関しては、タイヤの大径化(19インチ採用)や最低地上高のアップを実施。ブラックで統一したボディ下部や多角形状のホイールアーチなども、足元の力強さを強調している。また、台形形状を意識したリヤのスタイリングがSUVとしての安定感を効果的に演出している。一方で、幾何学形状のオクタゴン(八角形)をモチーフにしたデザインのグリルや切れ長のヘッドランプを採用し、都市部でのシーンに似合うスタイリッシュさも兼ね備えている。北米仕様のボディサイズは、全長4595×全幅1855×全高1700mm。先代(4600×1845×1705)とほぼ同じサイズながら、ホイールベースは30mmも拡大されて2690mmとなっていることに注目したい。スペックから見るに居住空間が拡大していることは当然として、前後のオーバーハング短縮により走破性を向上させていることが推定できる。

新型RAV4の内装(インテリア)は?

トヨタ新型RAV4のインパネ周り 新型RAV4の運転席周り(米国仕様)

インテリアは、機能性と上質感の実現がデザインテーマとしている。具体的には、水平基調のインパネや骨太のセンターコンソールにより、視界の良さと膝のホールド性を両立した快適かつ安心な空間を実現。SUVらしさを感じる内装は硬質な素材だけでなく、人の手や身体が触れやすい箇所にソフトパッドを配置し、機能性に基づいたメリハリのある構成としている。

トヨタ新型RAV4のインパネ周り。夜間のライトアップ インパネ周り。ライトアップ(米国仕様)

新型RAV4の室内 新型RAV4の室内(米国仕様)

新型RAV4の室内デザイン(米国仕様)1

新型RAV4の室内デザイン(米国仕様)2

トヨタ新型RAV4の室内デザイン(米国仕様)

トヨタ新型RAV4のシートと荷室のアレンジ

他にサイドミラー位置の最適化やリヤクオーターガラスの拡大、後方の可視範囲を広げるデジタルインナーミラーの初採用など、ドライバーの視認性を向上させている。さらにラゲッジスペースはクラストップの広さとなる見込みで、実用性も高そうだ。

トヨタ新型RAV4のパワートレインは?

トヨタ新型RAV4の走りのイメージ

新型RAV4の走行性能については、TNGAに基づく新しいプラットフォームの採用により、ボディの高剛性化や低重心化が図られている。それに加え、リヤサスペンションの最適チューニングや燃料タンク搭載位置の見直しなど、パッケージ全体をまさに一新。これらにより、操縦安定性と乗り心地の大幅な向上が見込まれる。 パワートレインは2種類用意。まずは2.5 Lの直列4気筒直噴エンジンと8速ATの組み合わせ。ハイブリッド車も同じ2.5 Lエンジンとモーターのコンビネーション(THSII)で設定。直噴エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を向上させているようだ。ガソリン車の上級グレードには新開発の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をトヨタ車として初採用し、走行性能を向上させた。また、ハイブリッド車にも新型E-Fourをトヨタ車で初採用している。これは電気で駆動する後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増強。さらに走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を行い、走破性と操縦安定性を高めている。

注目の新技術「ダイナミックトルクベクタリングAWD」

トヨタ新型RAV4オフロードでの走りのイメージ

今回、ガソリン車に採用されるであろう「ダイナミックトルクベクタリングAWD」とは、前後および後輪の左右駆動力を最適に制御するトルクベクタリング機構を搭載することで、コーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮するもの。また2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて、燃費向上を図るディスコネクト機構も搭載予定だ。

トヨタ新型RAV4の価格や発売日はどうなる?

米国仕様では「アドベンチャー」が普及版で、「リミテッド」が上級グレード、「XSE」がスポーティな仕様という展開だったので、国内でもそれに準じたグレードが用意されると思われる。搭載エンジンで、C-HRにもハリアーにもあるターボ仕様がラインアップされるかどうかが焦点だ。価格はハリアーよりも少し低めと予想されるがこれもまだ流動的。C-HRは全チャンネルで販売を取り扱うが、ハリアーは現状トヨペット店のみ。RAV4はカローラ店とネッツ店での販売が予想されるので、このあたりがどう影響するかだろう。5代目RAV4の米国での発売はガソリン車が今年(2018年)の年末頃からで、ハイブリッド車は2019年に入ってからとアナウンスされている。日本への導入は、ティザーサイトにもうたわれているが2019年の春頃となる見込み。

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