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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.04.17
BMW、スポーツアクティビティクーペの新型モデル「X2」の受注を開始
スポーツアクティビティクーペの新型モデル「X2」
ビー・エム・ダブリューは、スポーツアクティビティクーペの新型モデル「X2」の受注を、4月16日より日本で開始した。ハンドル位置は、全車右ハンドルとなる。X2は、オフロードのキャラクターを全面に打ち出す新しいデザインコンセプトを導入した新型モデル。Xシリーズが誇るオフロード性能と、創造性を駆り立てる都会的な存在感を両立させているのが特徴だ。
駆動方式は、FFとなる「sDrive18i」と、4WDの「xDrive20i」を用意。FFモデルは、1.5リッター直列3気筒DOHCツイン・パワー・ターボエンジンと7速DCTの組み合わせ。エンジンは、最高出力103kW(140PS)、最大トルク220Nmを発生する。4WDモデルは、2.0リッター直列4気筒DOHCツイン・パワー・ターボエンジンと8速ATの組み合わせ。最高出力141kW(192PS)、最大トルク280Nmを発生する。sDrive18iとxDrive20iには、オフロードのキャラクターを強調した「M Sport X」をそれぞれ設定している。
「ドライビング・パフォーマンス・コントロール・スイッチ」は、車両の走行特性を調整することが可能
インテリアは、低重心のドライバーポジションを採用して、スポーティさを表現。フラットな造形を採用して広々とした室内空間を実現する。M Sport Xでは、上質さとスポーティさを強調するため、イエローのコントラスト・ステッチが施された「マイクロ・ヘキサゴン・ファブリック/アルカンターラ・アンソラジット・コンビネーション・シート」を採用。専用インテリアトリムは、ヘキサゴン形状の繊細な加工を施した「アルミニウム・ヘキサゴン・アンソラジット・インテリアトリム」を装備する。トランクルームの容量は470リッターを確保。後席を折りたたむと、1355リッターになる。
低重心のドライバーポジションを採用して、スポーティさを表現
「ドライビング・パフォーマンス・コントロール・スイッチ」は、車両の走行特性を調整することが可能。標準モードの「COMFORT」、燃費を重視した「ECO PRO」、スポーティな走りの「SPORT」が用意される。
M Sport Xモデルは、硬めのスプリングとダンパーを採用した「Mスポーツ・サスペンション」を標準装備。インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を搭載したxDrive20iは、ステアリングの角度やホイールの回転速度など車両データから、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知。瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分することで高い安定走行を実現する。
オフロードのキャラクターを全面に打ち出す新しいデザインコンセプトを導入
エクステリアは、下部の幅を広げてワイルドさを強調した「キドニーグリル」を採用。大型エアインテークとの組み合わせで、低くワイドなフロントフェースに仕上げている。ヘッドライトは、LEDデイタイム・ランニング・ライトを採用。中央寄りのライトを外側のライトよりも小さくすることで、シャープな目つきにしている。
ルーフラインは、躍動感があるラインを採用。Xモデルらしい強固な印象を醸し出している。Cピラーには、歴代のBMWクーペの名車を彷彿とさせる「BMWブランド・ロゴ」をあしらっている。リヤは、T字形の光源部と、L字形の輪郭を組み合わせたLEDテールライトを採用。ボディサイズは、全長4375mm、全幅1825mm、全高1535mm。ホイールベースは2670mmとなる。
リヤは、T字形の光源部と、L字形の輪郭を組み合わせたLEDテールライトを採用
安全装備では、全車に「ドライビング・アシスト」を搭載。日常走行域での急停止や飛び出しなどを瞬時に判断して警告するほか、オプションのACCを装備すると、高速走行時や渋滞時に安定した走行を継続しやすいようにサポートする機能が追加される。
「BMW SOSコール」は、車両からSOSコールを発信。車両が自動的に整備関連のデータを指定の正規ディーラーに送信する「BMWテレサービス」、車外からベンチレーションの起動やドアの解錠/施錠が可能な「BMWリモート・サービス」、BMW専用アプリ「BMW Connected」を利用して専用アプリ内のコンテンツが利用できる「BMW APPs」など、先進テクノロジーが導入されている。
メーカー希望小売価格は、436万円~515万円(税込)