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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2018.04.06
日産の「ノート」が2017年度のコンパクトカーで販売台数1位に
2017年度のコンパクトカー部門で販売台数1位になった日産「ノート」
日産の「ノート」は4月5日、2017年度のコンパクトカー部門(排気量1.6リッター以下の小型・普通乗用車)において、販売台数1位になったことが判明した。
日産ノートの2017年度(2017年4月~2018年3月)の登録台数は、前年度比5.8%増の13万1119台を記録。コンパクトカーセグメントにおいて、販売台数のトップに輝いた。また、2017年(2017年年1月~12月)の累計登録台数でも1位に輝いており、国内各メーカーがしのぎを削るコンパクトカー部門を制し、ユーザーから大きな支持を得ている。
車線逸脱防止支援システム「インテリジェントLI」も採用
ノートが躍進したきっかけは、燃費性能の向上や先進安全システムの充実が挙げられる。燃費性能の向上に関しては、2016年11月に発売された電動駆動モデル「e-POWER」の追加が大きなインパクトとなった。「ノートe-POWER」は、ノート全体の販売台数で約7割を占めているという。先進安全システムの充実は、2017年9月に車線中央にとどまるようステアリング操作を支援する車線逸脱防止支援システム「インテリジェントLI」を採用。自動運転化につながる技術も着々と導入が進められている。
日産では、2018年3月にミニバン「セレナ」にもe-POWERを設定。今後も他モデルへのe-POWER搭載を拡大させていく方針であり、ユーザーが車の選択時において燃費性能を重視する傾向は今後も続きそうだ。