車のエンタメ
更新日:2018.11.01 / 掲載日:2018.03.27
これはほしい! 超進化型VRドライビングシミュレーター

レーシングゲーム好きならば「ハンコン(ハンドルやペダルで操作するコントローラー)」で遊ぶのはもはや常識ともいえるほど、リアルな操作感が味わえるコントローラーが普及しています。ハンコンのバリエーションも増え、ハンドル周りだけなら1万円台から、ペダルがセットになっているものでも3万円ぐらいからと手の届きやすい価格帯で、いろいろ選べる状況にあります。
そして、よりリアルな走りを体感したい場合は、VR(ヴァーチャルリアリティ)とハンコンの組み合わせになるようです。リアルなフィーリングをとことん追求した結果、イギリスのITメーカーが専用のシミュレーター「RAID Full Motion Pro Racing Simulator」を開発しました。すさまじくリアルということですが、いかがな感じでしょうか。早速ご覧ください!
このシミュレーター、とにもかくにも本物志向なのです。BMWのロゴ入りステアリングホイールは「M3」ツーリングカーの公認レプリカモデル(!)で、F1チームのラボでつくられたプロ仕様のドライビングコントロールになります。実際のレーシングカーと同様に設計された軽量スチール製のフレーム、FIA公認のスパルコのドライビングシート、2Gまでのダイナミックな動きと微細な振動を再現する商用グレードのモーションシステムなどを搭載。ディスプレイは高解像度の40インチモニター3台を配しています。
モーションシステムで傾きやGを生み出し、ステアリングにも反力や振動がリアルに伝えられます!
首を左右に振れば、見える風景もこのとおり! すごいレベルです。
気になるお値段は、バージョンにもよりますが最低で3万5999英ポンド(約530万円/2018年3月19日の為替レート 1英ポンド=約147円で換算)ということです(!)。高級車が買えてしまうぐらいに高価ですが、リアルなお金持ちは、ライセンス、事故のリスク、サーキットまでの移動、燃料、保険などさまざまな「面倒」を一切気にせずに、自宅にいながらリアリティあふれるレース走行を楽しめて、練習できるというのだから「高くはない」と思うのでしょうか。
3XS SYSTEM(外部リンク)