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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.02.13
スズキパレットの概要と歴史をまとめてみた
グーネット編集チーム
スズキのパレットは、広々とした若々しいボディスタイルを身にまとい、後席両側スライドを採用するなど、使いやすく機能性や乗降性を重視した、軽トールワゴンとして2008年1月に発売されました。
新開発のプラットフォームを採用することで、ロングホイールベースを実現し、軽クラストップの開口地上高と後席両側大口部スライドドア、利便性の高い可倒式リヤシートと相まって、さまざまなシーンで活躍するパッケージングデザインが好評となり、発売早々から高い人気を得ました。
ハイルーフスタイルのボディデザインにより、ゆとりの頭上高を確保した広々とした明るい室内空間が特徴で、リヤシートのレッグスペースの余裕や大きなガラスエリアからの見晴らしの良さにより、大人4人が快適に移動できる居住性を実現しています。
運転席からの視認性にも優れ、取り回しの良いボディデザインと相まって、日常のすれ違いや車庫入れ、縦列駐車など、操作性の高い運転のしやすいパッケージングと軽快な走行性能が好評で、女性を中心に幅広い層のユーザーから親しまれるモデルです。
車名の「パレット」は、英語の画材の「PALETTE」に由来し、絵の具がパレット上で色彩豊かな色を生みだすように、ユーザーのさまざまなライフスタイルを楽しむためのクルマという意味があります。
ユーザーの多様性に応える、無限の広がり・可能性をイメージさせるネーミングと言えるでしょう。
派生モデルには、エアロパーツや専用14インチアルミホイール、専用デザインのディスチャージヘッドランプなどを採用した、存在感のあるスポーティモデル「パレットSW」が発売されています。
また、日産ルークス、マツダフレアワゴンとしてOEM供給されています。
2013年2月に、パレットの特徴である両側スライドドアや副変速機構付CVTなどを継承しながら、次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」を採用した後継モデル「スペーシア」へバトンタッチしています。
スズキ パレット MK21S系(2008年~2013年)
グーネット編集チーム
スズキパレットは、スタイリッシュで若々しい背の高いボディデザイン、両側スライドドアや多彩なシートアレンジが可能なリヤシートをはじめ、大容量ラゲージルームなど、利便性や実用性の高い、軽トールワゴンとして2008年1月に発売に誕生しました。
新プラットフォームを採用し、タイヤをボディ4隅に配した居住性の高い、軽トールワゴンボディを身にまとい、「ワゴンR」「MRワゴン」に続く、使い勝手の良いスズキの第3の軽ワゴンとして開発されました。
Aピラーを立て、リヤエンドまで伸びたロングルーフ形状、サイドを囲むような連続した大きなガラスエリア、表情豊かな大型ヘッドライトユニットを備えるスタイリッシュなフロントグリルをはじめ、ヘッドライト上部から続くスポーティなベルトラインなど、エネルギッシュで安定感のあるエクステリアが特徴です。
中でもボンネット型軽乗用車では初となる後席両側スライドの採用は、競合ひしめく同クラスのライバルを刺激する大きなアドバンテージとなりました。
後席両側スライドドアやシーンに合わせて多彩なシートアレンジが可能な、左右独立スライド&リクライニングリヤシートを採用した可倒式リヤシートをはじめ、新プラットフォームによる軽自動車クラストップのリヤステップ地上高を実現することで、低フラット大容量ラゲージルームと相まって、長尺物や大きな荷物を積載する際の利便性や優れた乗降性を両立しています。
また、最適なシートポジションが取りやすい、チルトステアリング&運転席シートリフターの採用をはじめ、低く伸びやかなインストルメントパネルやダッシュボードデザイン、前席の開放的な足元スペースを実現したインパネシフトやベンチ形状シートにより、視認性・操作性に優れ、広々で快適な居住性を提供しています。
さらに、実用性の高い快適装備であるキー操作をせずにドアの開閉、エンジンスタートが可能なキーレスプッシュスタートシステムをはじめ、UV+IRカットフィルム、保冷機能付助手席アッパーボックスや豊富な収納ポケットなど、デイリーユースにおいて使い勝手の良い機能的な装備が施されています。
可変バルブタイミング機構(VVT)を備えた3気筒自然吸気エンジンと3気筒インタークーラー付ターボエンジンが設定され、市販車としては世界初となるハイ/ローの2段階の副変速機構付CVTやアイドリングストップ機構の採用により、ドライバビリティに優れる力強い走りと優れた省燃費性能を提供しています。
副変速機構付CVTはローにすると中低速域の加速性能を重視したパワフルな走り、ハイにすると燃費性能を重視しながらレスポンスの良い走りを実現しています。
リアルタイムでエコドライブの状態を表示するエコドライブインジケーターを備えることで、より積極的な経済的な走りをアシストします。
また、全車にフロントスタビライザーを標準装着し、路面からの突き上げを緩和するウレタンバンプストッパーを備え、最適化されたサスペンションと相まってコーナリング時のロールを抑えた、優れたロードホールディング性と揺れの少ない快適な乗り心地を実現しています。
2WD/FFモデルとフルタイム4WDが用意され、発売時期よって4ATもしくはCVTとの組み合わせとなります。
運転席&助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグやEBDブレーキアシスト付4輪ABSなどの安全装備をはじめ、盗難抑止に効果のあるイモビライザーの安心装備などを設定しています。
スズキ パレット(PALETTE)G(2008年1月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1735mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2025×1280×1365mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R13 73S(後)155/65R13 73S
エンジンタイプ:K6A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
排気量:658cc
最高出力:54ps(40kW)/6500rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/3500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:20.0km/リットル
車両重量:900kg
価格:1,113,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
参考:
https://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/PALETTE/10045690/index.html
・主なグレード
「G」「L」「X」「XS」「T」「TS」。
(特別モデルを除く)
・主なオプション
バックモニター付CDプレーヤー(AM/FMラジオ付、MP3/WMA/AAC対応)、フロントグリル(A/Bタイプ)、フロントアンダースポイラー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラー、リヤスパッツ、センターガーニッシュセット(ウッド調/ピアノブラック調/ヘアライン調)、センターサイドダクトパネル(ウッド調/ピアノブラック調/ヘアライン調)、パワーウインドウスイッチベゼル(ウッド調/ピアノブラック調/ヘアライン調)など。
・カラーバリエーション
ブルーイッシュブラックパール3、ミステリアスバイオレットパール、アズールグレーパールメタリック、アンティークローズメタリック、シルキーシルバーメタリック、クラッシーレッドパール、ノクターンブルーパール、パールホワイト、クリアベージュメタリック。
(発売時期・グレードにより異なります)
パレットは、ボンネット型軽自動車として初の後席両側スライドドアを採用し、高い室内高をいかした、開放感あふれる乗降性に優れる室内空間、使い勝手の良いインテリアを持つ、軽トールワゴンとして2008年1月発売に誕生しました。
乗り降りしやすいリヤステップ地上高の実現や大開口スライドドアをはじめ、実用性の高い多彩なシートアレンジが可能な分割可倒式リヤシートや、高いスペース効率と快適な乗り心地を両立したサスペンションなど、その後に多くのフォロワーを生んだ人気モデルです。
2013年3月には、新世代のエコロジー技術を搭載した後継モデル「スペーシア」へバトンタッチしましたが、現在もパレットの優れた特徴は継承されています。
スズキ パレットの中古車一覧:
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-SUZUKI/car-PALETTE/index.html