クルマのお役立ち情報[2018.02.22 UP]

人気自動車ジャーナリスト(と編集スタッフ)が真剣チェック!気になる中古車試乗判定 アウディ A4 アバント

アウディ A4 アバント 2016年モデル アウディ A4 アバント

一般ユーザーが乗っている使用過程車をテストすることで、新車ではわからない実力をチェックするのがこのコーナー。売れ線中古車の本当のトコロを厳しい目線でインプレッション!果たしてその結果やいかに!?

文●竹岡圭、九島辰也、グーワールド
写真●グーワールド

関連情報

ボディタイプ:ステーションワゴン 比較 輸入車

今月の中古車は アウディ A4 アバント

DETAIL CHECK 1

アウディ A4 アバント コックピット
デジタル技術の積極採用で運転支援装備が充実

 運転支援装備の進化がこの世代のトピック。「トラフィックジャムアシスト」は0kmから65km走行時に、車線や周囲の建物、車両を感知してステアリング操作を含め車両を導く。また、オプションとしてメーター全面が液晶画面となる「バーチャルコックピット」も用意。デジタル世代へと進化した。

DETAIL CHECK 2

アウディ A4 アバント 内装
シンプルで上質な室内 リヤシートは3分割タイプ

 いい意味でオーソドックスなデザインを採用しているアウディのインテリア。シンプルなデザインで仕立てがいいため、長期間使っても飽きがこない。写真のファブリックに加えて、オプションとしてレザー、さらに上質なファインナッパレザーも選択可能。リヤシートは4対2対4の分割可倒式。

DETAIL CHECK 3

アウディ A4 アバント ラゲッジスペース
スキーなどのレジャーにも活躍するラゲッジルーム

 流麗なルーフラインでありながらも、ワゴンに期待される使い勝手を両立。荷室の形状はスクエアで使いやすく、上質な素材でトリムされている。容量は505Lで後席をたたむと最大で1510Lとなる。また、後席は中央部分のみを倒すことで、スキーなどの長尺物も車内に格納する。

DETAIL CHECK 4

アウディ A4 アバント エンジン
2種類の2L直4ターボに加え経済的な1.4L直4ターボを用意

 エンジンは、導入当初が2L直4ターボで、前輪駆動モデルが190馬力、4WDのクワトロが252馬力。2016年10月に1.4L直4ターボが追加。こちらは150馬力というスペック。いずれもトランスミッションは7段変速のSトロニック。先代モデルから改良され、高い燃焼効率を誇る。

クールなテイストの都会派ステーションワゴン

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

九島 オシャレで機能は充実だし走らせてもしっかりしてるよ

竹岡 優等生なんだけど真面目なだけじゃないのが魅力

デジタル世代へと進化し先進安全装備も採用
自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回は、アウディのなかでも高い人気を誇るプレミアムステーションワゴンのA4アバントが登場です。お借りした車両は2016年モデルで、グレードは「2.0TFSI」、走行距離は1万9000kmとなっています。

九島●アウディは昔からステーションワゴンが似合うんだ。そうそう、僕はアウディ80を3台乗ってたよ。

竹岡●80が現役だった80年代って、まだアウディはそんなに知られてないメーカーだったんじゃない?

九島●当時住んでいた自由が丘はオシャレな街でさ、ちょうど時代は第2次サーフィンブームで、クルマ好きはFFファミリアとかシティとか、王道からちょっと外したクルマ選びをして楽しんでたのね。で、輸入車はVWBMWが人気だったから、アウディにしたんだ。80ではよくサーフィンに通ったね。

竹岡●さすがオシャレさん。私にとってのアウディは、初代TTのイメージが強いな。真面目なだけじゃなくて、こんなデザインのいいクルマを出すんだって、すごく印象的だった。優等生なんだけど、真面目なだけじゃないっていうアウディのキャラクターは、ある意味理想の結婚相手(笑)。

編集部●アウディ80は今日試乗して頂くA4に繋がる系譜ですね。初代80は1966年にパサートの兄弟車として開発され、その後1994年にA4が登場するまで活躍しました。車格的にはメルセデスのCクラスやBMWの3シリーズと同等で、本日用意したA4は2016年にフルモデルチェンジした5代目です。

九島●先代モデルはスタイルから走りまで、従来から一気にレベルアップしたから印象的だったんだけど、現行型はちょっとおとなしいかな。

竹岡●プラットフォームが「MLBEVO」に変わって、ADAS(先進運転支援システム)系の装備が導入されたんだよね。

編集部●おっしゃるとおりです。予防安全システム「アウディプレセンス」ですね。それから、自動運転技術を活用した「トラフィックジャムアシスト」も追加されまして、これは渋滞時にペダルに加えてステアリングまで操作し運転をサポートします。また、メーターがフルデジタル表示の「バーチャルコックピット」も話題になりました。

九島●結構変わってるな(笑)。

編集部●2016年2月にセダンが登場し、同年4月にワゴンであるアバントが発売されました。パワートレーンは全モデル4気筒直噴ターボ+7速Sトロニックで、FFモデルが190馬力、4WDであるクワトロが252馬力。さらに10月には、1.4L(150馬力)も追加されました。こちらは全車前輪駆動です。

竹岡●いつの間にかこのクラスも小排気量エンジンが当たり前になっちゃったね。モデルチェンジした当初は、車格に適正な排気量っていう意味で「ライトサイジング」だって提唱していたけど。

九島●そこは500万円を切るスタートプライスを用意したいっていう販売戦略もあるんだろうね。

編集部●それではそろそろ、試乗をお願いします。

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

編集部●さて、試乗から戻ってきたお二人に感想を伺いましょう。いかがでしたか?

九島●現行型は進化のポイントが先進安全装備だから、走りについては特別にコレが凄いという感じではないんだけど、いいクルマでしたよ。

竹岡●クルマとしては正常進化だもんね。ちょっとタイヤの状態が気になったけど、それ以外はすっきりした乗り味でよかった。

九島●これで中古車価格はいくらくらいなの?

編集部●A4アバントのFFモデルで初度登録から1年半、走行1万kmといった条件の物件が300万円後半からですから、ライバルに比べると、比較的高価格ですね。ちなみにセダンだと全体的に30万円くらい安くなります。

竹岡●アウディは都会的なブランドだし、なおかつワゴンボディのアバントはライフスタイルをイメージしやすい。そのあたりも人気の秘密なんだろうね。キャラクター的にもソツがないから、長く付き合っても飽きにくいんじゃないかな。流行のグランピングなんかにもぴったり。

九島●アバントの使い勝手のよさとクワトロの走破性があればSUVは必要ないし、全高が低いからタワーマンションでも大丈夫。まさに、素敵なアーバンライフだよ。

竹岡●確かに。私もクワトロがオススメかな。エンジンもハイパワー版が搭載されるし、安定感のある走りはクワトロならではの魅力。

九島●FFはFFでいいんだけど、せっかくアウディに乗るなら、ちょっと頑張ってクワトロを探すのがいいんじゃないかな。

編集部●ありがとうございました。

※ナンバープレートはハメ込み合成です。

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