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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2018.01.16
BMW、EV(電気自動車)モデルの新型「i3」を日本発売

日本で発表されたEV(電気自動車)モデルの新型「i3」
ビー・エム・ダブリューは1月15日、EV(電気自動車)モデルの新型「i3」を日本で発売した。EVモデルのi3は、170PS/250Nmを発生する電気モーターによる後輪駆動を採用。33kWhの大容量バッテリーを搭載して航続距離390kmを実現する。0.647リッター直列2気筒の発電用エンジンを搭載するレンジ・エクステンダー装備車では、走行中の発電により航続距離が121km延長され、合計511kmの走行を可能としている。
今回発表されたi3は、エクステリアデザインがリニューアルされた。フロントは横長のLEDターン・インジケーターやワイドな印象のフロントバンパーを採用。LEDヘッドライトを全モデルに標準装備にしている。リアバンパーもワイドな印象を与える新デザインとしたほか、存在感のあるマット・クローム加飾で先進的なイメージに仕上げている。また、ボディサイドに、フロントのピラーからルーフに沿って滑らかな曲線を描くシルバーの加飾を施すことで、モダンで洗練されたデザインにしている。

3つのインテリア・デザイン・パッケージを設定した
インテリアは、クールで洗練された印象の「ATELIER」(アトリエ)、モダンでナチュラルな「LODGE」(ロッジ)、上質かつ高級感のある「SUITE」(スイート)の3つのインテリア・デザイン・パッケージを設定。ロッジでは、ソラリック・ブラウンのウール地にナチュラル・レザーを組み合わせたシートを採用する。

安全装備は、「ドライビング・アシスト・プラス」などを採用
安全運転をサポートする機能は、「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール」(ストップ&ゴー機能)、「前車接近警告機能」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」(歩行者検知機能付き)を含む「ドライビング・アシスト・プラス」を採用。「PDC/パーク・ディスタンス・コントロール」(フロント&リア、ビジュアル表示機能付)、「リア・ビュー・カメラ」(予想進路表示機能付)、「パーキング・アシスト」を含む「パーキング・サポート・パッケージ」をロッジとスイートには標準装備とし、アトリエにはオプションとして用意する。そのほか、「BMW SOSコール」、「BMWテレサービス」、「BMW iリモート・サービス」を備える総合テレマティクス・サービス「BMWコネクテッド・ドライブ」を搭載する。

リアバンパーもワイドな印象を与える新デザインとした
なお、新車登録から8年もしくは走行距離10万km以内で必要に応じたバッテリー修理を無償で提供するほか、3年間は主要項目のメンテンアンスなどを無償提供する「BMW iサービス・インクルーシブ」を標準装備。公共充電サービスを12カ月間無料で利用できる「ChargeNow」(チャージナウ)も提供される。ステアリング位置は右ハンドルのみ。
メーカー希望価格は、538万円~644万円(税込)