車のエンタメ
更新日:2017.12.27 / 掲載日:2017.12.27
クルマのエンジンは弾丸を跳ね除けるか!? 狙撃銃で実射実験!
警察物の映画やドラマなどで、建物に人質をとって立てこもった犯人からの銃撃を交わすため、警察官がクルマの影に身を潜めるシーンがよくあります。果たしてクルマは本当に銃弾を避けてくれるのでしょうか? 弾丸をストップしてくれるのでしょうか? 今回は強力な狙撃銃の弾丸をクルマに打ち込んでみるという実験的な映像となります。クルマ対弾丸のリアルな勝負はいかに!? 見る方としては、はたしてクルマを応援すべきか、銃弾を応援すべきなのか、非常に迷うところであります。
今回射撃に使われる銃弾は「50 BMG」と呼ばれるもので、直径12.7mm×長さ99mm。貫通力に定評があり、航空機などを落とす際にも使われるという強力なものだそうです。驚くほど大きいですね。しかし、そんな破壊力のある弾にクルマが耐えられるのでしょうか。
さて、結果ですが、正面から銃撃された場合(なかなかないと思いますが)、身をかがめれば車内に銃弾が届く可能性は低そうです。ただ、防弾装備されていない限り、両サイドや後ろ、上からの銃撃には耐えられないでしょう。最後は防弾車架装メーカーのPRのようになってしまいましたが、銃の恐ろしさを改めて認識できましたね。ちなみにアメリカの警察車両には、ドア内部に防弾プレートが貼られているのでそこそこの銃撃には耐えられるそうです。とはいえ、この50 BMG弾にはかなわないのではないでしょうか。