トヨタ クラウン 車検 ATF圧送交換 トルコン太郎 【徳島でクラウンのATF圧送交換はトルコン太郎設置店のハルカーステーションにお任せ！】｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんばんは、もうすぐGW！ハルカーステーションもGWは3日から7日まではお休みさせて頂きます。(多分、私はちょこちょこ会社におります)

今日は2週間手を付けられずにいたオールドミニの変速ショックをチェックしようと思い、工場長と試乗してたら、一切症状が出なくなっちゃってたので、とりあえずお返しして、何にもしてないので、お代はかかりません。と、お伝えしたら「タダではいかん！」と、超高級なシュークリームを頂きました！(ほんとに何もしてないんですけど！！！ありがとうございました！)

今日は、腹の立つニュースが目に飛び込んできました。

大手の県外のビッグモーターが、お客さんのタイヤをわざとパンクさせたり、不正車検をしているというニュースがネットで炎上していました。しかも、本社の指示で！！

車を直すべき整備工場なのに、、、もう全く意味が分かりません。。

弊社のような認証工場は運輸局の検査員に厳しくチェックされながら、しっかり保安基準を守らないと車検は通せないんです。。
まぁ、むしろその方が良いと思ってますが。。

そんな不正をしている整備工場で働いている整備士さん達にはプライドはないのか？車の修理をして、直った時の喜びみたいなものはないのか？お客さんが喜んでくれる嬉しさみたいなものはないのか？そのやりがいを奪って、下手したらお客さんを命の危険に晒しているという責任感はないのか？！

あーーー腹立つわーーー！！！と。

さて、気を取り直して、今回は先日車検でお預かりしたクラウンの作業実績報告です。

弊社みたいな認証工場は指定工場のようにハンコ付いたら通せる訳ではありませんので、法定24ヶ月点検はメチャクチャシビアです！

法定24ヶ月点検をしたところ、ミッションのオイルパンとリアシールからのオイル漏れがありましたので、修理をご提案しました。

当然費用も高くなってしまいますが、後々のミッションのことを考えるとしっかり修理して頂くようご説明して、ご納得頂いて、修理を致しました。恐らくそのリスクを説明せず、洗浄して車検を通しちゃう整備工場さんも沢山あると思いますが、弊社は当然まず修理をご提案します。

漏れたATFでオイルパンにシミができていました。

リアシールからもこのようにオイルが滴っています。
ミッションオイルが減り続ければ、当然ミッションが壊れます。
そうなるととてつもない修理金額になりますので、ここで食い止めたい。

まずはATFを抜きます。比較用に少しだけ小瓶に採取します。

そして、オイルパンを外しミッションの内部を丁寧にお掃除していきます。

オイルパンも安かったので今回は同時に交換させて頂きました。

オイルパンに付いているマグネットには鉄板が付着しているので、綺麗に拭き取ります。この作業を怠ると、鉄板がミッション内部を回って油路を詰まらせ、ミッション不具合の原因になります。

ストレーナーも同時交換です。16万km走行の割には綺麗な方です。

内部の清掃が完了したら組み付けていきます。

綺麗になりました。

今回使用したのは、PETRONAS Tutela MULTI ATF700。
製油メーカーのオイルで高品質、かつお値段も抑えめですのでオススメです。

今回のお車は16万kmほぼ無交換のようで、オイルは真っ黒でした。エンジンをかけながら圧送で循環交換していきます。

下の写真は約10L交換時の写真です。

左が新油、真ん中が最初に抜き取った廃油、右が内部のオイルの状態です。若干赤ワインくらいの色になりましたが、まだまだ汚れています。

最終的に20L一缶使っても、完全に入れ替える事はできませんでした。流石16万km。。

しかし、下の写真のようにかなり透明にはなってきて内部の汚れ、鉄板はかなり除去できたかと思われます。

あと10Lくらい入れ替えたら完全に綺麗になりそうでしたが、ご予算の兼ね合いもあるので、今回はここでストップです。

最後に、適正温度で油量調整し、他の車検整備を終わらせて、試運転。運輸局での持込検査もバッチリ通りました。

冒頭色々書きましたが、僕らもお客さんの安全第一にしっかり点検整備をしておりますし、そういった工場がどんどん増えればいいなと思っています。整備はお客さんには見えづらいところではありますので、こういう作業実績でこういう作業をしましたよ。というのを見える形で報告する事も大事な事だと思って続けています。

そして、整備をする側もご依頼頂くお客さんもお互いが良かったと思える整備工場をこれからも作っていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。

さて、今回で、ベンツのATF、アウディのDSGに引き続き、トヨタの一部車種の圧送交換も対応可能になりました。

アタッチメントも高いので、ご相談頂いた車種のものから順に取り寄せて対応可能にしていっております。

引き続き、トルコン太郎でのATFの圧送交換を色んな車種でできるように都度対応して参ります。

徳島でトルコン太郎でのATF圧送交換はハルカーステーションにお任せください。

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