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エンジンオイルの選び方

正しいエンジンオイルの知識をつけて愛車のメンテナンスをしましょう

エンジンオイルの種類について

エンジンオイルの種類と特徴

■大きく分けて3種類のエンジンオイル

エンジンオイルは大きく分けてエンジンの種類により以下の3種類に分けることが出来ます。

  • ●4ストロークガソリンエンジン用オイル
  • ●2ストロークガソリンエンジン用オイル
  • ●ディーゼルエンジンオイル

ここでは特に「4ストロークガソリンエンジン用オイル」についてお話しいたします。
「4ストロークガソリンエンジン用オイル」の中でもベースオイルというエンジンオイルの成分の基になるオイルの製法の違いで大きく分けて3種類あり、「100%化学合成油」、「部分合成油」、「鉱物油」となります。

【100%化学合成油】

石油から取り出された成分を化学分解、合成し意図的に成分や分子量を一定に整えたオイルです。鉱物油や部分合成油よりコストが掛かりますので値段としては高価になりますが、エンジンオイルとしての性能も意図的にコントロールする事が可能となり性能面では鉱物油に比べて優れています。高温下でも常に安定した高い性能を発揮するのが特長です。また、低温時の流動性が非常に良いのも特長的で、冬場の使用に効果的です。車を大切にしたい方、オイルに高性能を求める方、スポーツ走行をされる方にオススメいたします。

【部分合成油】

化学合成油の高性能と鉱物油なみのコストメリットのバランスを実現したベースオイルです。簡単に言うと、鉱物油と化学合成油の中間レベルのエンジンオイルとして取り扱われています。鉱物油の弱点である揮発性の高さを化学合成油で補って性能をアップさせたオイルなので毎日車を使ったり、たびたび高速道路を使用する方にオススメします。

【鉱物油】

石油を精製する過程で抽出できるオイルで比較的安価なエンジンオイルとして流通しています。エンジンオイルに求められる基本的な性能を持っていますが、熱に対してあまり強くなく酸化しやすいため、温度に対する粘度変化も大きくなります。一般の走行(街乗りや通常の高速道路での走行)に問題なく使用できます。

エンジンオイルの規格と粘度

■エンジンオイルの規格(品質)について

エンジンオイルは自動車エンジンの発展とともに進化してきました。代表的なエンジンオイルの品質分類であるAPI規格の他にも各エンジンへの性能要件を定義するため以下に挙げたようなオイルの品質規格が存在します。

●API(アメリカ石油協会)

API(アメリカ石油協会)が定める規格でエンジンオイル全般の「品質(グレード)」を定めるものです。
規格に合格するとAPI規格マーク(通称:ドーナツマーク)を表示する事ができます。
※現在の市場に流通している最高グレードはガソリン車用は「SN」
 ディーゼル車用は日本では「CF・CF-4」です。

●ILSAC(国際潤滑油標準化認証委員会)

ILSAC規格は日米自動車メーカー共同のエンジンオイル規格制定組織でAPI規格をベースに、特に省燃費性能に対する基準が引き上げられたものです。近年、環境保全の観点から自動車に対する排ガス、省燃費の規制が高まっており自動車メーカー各社はエンジンの性能を飛躍的に向上させエンジン自体はの小型・軽量化させつつも、その出力は年々アップしています。
このような環境下、自動車メーカーとオイルメーカーの協力が不可欠なことから、日米自動車メーカーにより制定されたガソリンエンジン規格がILSACです。

API ILSAC

●JASO(日本自動車技術会)

日本では世界的に自動二輪車の生産数が多いため二輪車向けのエンジンオイル規格も含めるものとして世界的に先行して制定されたものです。また特にディーゼル車においては近年の環境負荷低減を目的とし、法律によりDPF(ディーゼル微粒子フィルタ)装着が求められ、品質基準の新たな設定を必要とするようになってきたこともあり、それに対応できるオイルとしてJASOが規格を制定しております。
本サイトではディーゼル車用のエンジンオイルについてJASOによる規格表記をしております。

●ACEA(欧州自動車工業会)

ACEAとはヨーロッパの自動車製造者協会と石油会社、消費者の代表によって組織されたヨーロッパ自動車工業会の略です。ACEA規格はAPI規格とは異なる厳しい試験項目があり、省燃費性能や排ガス中の有害物質削減など環境性能も高いレベルでクリアすることはもちろん、耐久性能も要求しており、主にヨーロッパの自動車メーカーの指定エンジンオイルとして基準が設けられています。

■エンジンオイルの粘度とは

オイルの粘度はそのオイルのねばり度合(ドロドロなのか、サラサラなのか)表す尺度で一般的に動粘度のことを粘度と呼んでいます。
エンジンオイル粘度は、SAE(米国自動車技術者協会)によって規格化されておりSAE粘度番号によって分類される表記が一般的です。
オイルは温度によって粘度が変化し、温度が上がれば柔らかく(サラサラに)なり、温度が下がると硬く(ドロドロに)なります。

SAE粘度番号は右表の通り0Wから60までの11段階に分けられそれぞれの番号で以下のように数字とアルファベットで表示されます。

SAE 10W-30

低温時の粘度で小さいほど柔らかく低温始動性に優れます。

Winterの意味です。

高温時の粘度で小さいほど柔らかく低燃費性に優れます。

エンジンオイルは使用するエンジンによって、要求される粘度が異なります。
つまりエンジンの性能を十分に発揮させるためには、そのエンジンに最適な粘度のエンジンオイルを使用することが重要です。
車種により使用できる粘度が違いますので詳しくはGooPitに掲載されている店舗にお問い合わせください。

SAEで定めた粘度分類
低温粘度
0W 5W 10W 15W 20W 25W
高温粘度
20 30 40 50 60  

右に行くほど粘度が高い→

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