次期GR86。トヨタ開発のFRプラットフォーム採用で2026年前半デビューへ！

現行型が2021年にデビューしているFR2ドアスポーツクーペのトヨタGR86。スバルからはBRZとして販売されており、2012年にデビューした初代モデルからスバルの水平対向エンジンを搭載しており、初代では2L水平対向4気筒エンジン、現行型は2.4L水平対向4気筒エンジンを搭載している。

プラットフォームもスバルが開発したFRプラットフォームを使用し、走りの味付けや足回りなどの細かな仕様がGR86とBRZで異なる。2021年にデビューした現行型は初代のプラットフォームをベースにボディ剛性の強化や細部の見直しを行い走りをブラッシュアップさせている。

ここで、次期型3代目の開発状況をキャッチした。3代目となるGR86は、なんとトヨタ主導の開発となり、トヨタが新開発するFRプラットフォームを使うというのだ。今までのスバルと関係がどう変化するのか？は不明だが、トヨタがスバルBRZを生産するというのも十分考えられる。

パワートレーンとして予想されているのがGRヤリスやGRカローラに搭載されている1.6L直3エンジンだ。これを縦置きに搭載し、しかもエンジンとトランスミッションの間にモーターとクラッチを配置したハイブリッドシステムが濃厚だ。また、カーボンニュートラル燃料を使用する純ガソリンエンジンの採用も検討されているようだ。

この新FRプラットフォームは、かなり前から噂されているトヨタ・セリカの復活計画にも関係してくる。米国において一度失効したセリカの登録商標が2021年に再申請されており、次期GR86とプラットフォームを共有する可能性もある。

いずれにしても、次期86が計画され開発が進んでいることは喜ばしい情報だ。予想デビュー時期は2026年前半。バッテリーEVからFCEV、そしてハイブリッドスポーツカーと全方位マルチパスウェイを進むトヨタの次の一手に期待しよう！