新車値引き情報
更新日:2022.12.26 / 掲載日:2022.12.26

新車値引き体験談特集!トヨタノア・カローラツーリング/ホンダN-WGN

その1 ノアから38.4万円引き!

TOYOTA ノア
ハイブリッドS-Z(7人)
トータル値引き 38.4万円
値引き率 9.4%
From富山県

トヨタ同士のガチンコ対決!
「こんなに安くしたのは初めて!!」


 20年ほど前にヴォクシー・煌を購入して以来、ずっと乗り続けてきましたが、そろそろ買い替え時でしょう(笑)。
 本命はノア・ハイブリッド。対抗はホンダのステップワゴンとスズキのランディです。
 ステップワゴンは納期こそ早いけれど値引きは10万円と渋い。これでは買う気になりません。脱落です。
 ランディはノアの兄弟車なので候補にあげました。しかし、実際に商談してみると、ノアには設定されているハイスペックのS-Zグレードがないことがわかったため、即座に撤退しました。
 結局、経営資本の異なるトヨタの販売店と商談してノア同士の争いに持ち込む作戦を採ることにしました。
 まずはこれまで乗ってきたヴォクシーでお世話になっているトヨタA店へ。すると、車両本体と付属品から25万円引きを提示して「最初から限界を出しました」とのこと。
 続いてトヨタB店へ。A店との競合を伝えると、値引き32万円を提示してきました。契約を迫られましたが「持ち帰って検討してみます」。
 再びトヨタA店へ。B店の32万円引きをぶつけると、3万円上乗せして35万円引きに。
「もう限界の限界です。これ以上は無理です」
 ここでも態度を保留。
 翌日、トヨタB店へ。
X「付き合いのあるA店では35万円引きを出してくれました。こちらも最終条件を提示してください。この場でどちらで購入するか決めます」
 すると、車両本体とメーカーオプション(22万3300円)からは18万2138円引きですが、付属品(20万2340円)から20万2340円引き、すなわち「付属品はすべて無料サービスにします」。
 これで値引きの合計は38万4478円。ここまでやってくれれば納得です。契約することにしました。
 最後に店長さんが挨拶に出てこられて「新型ノア/ヴォクシーから、ここまで値引きしたのは初めてですよ」とおっしゃっていました。なお、ヴォクシーは下取りには出さないで納車が近づいた時点で買い取り店に売却する予定です。

値引き採点 5
付き合いのあるトヨタA店を先行させて、初見のトヨタB店に「このままでは負ける」との危機感を持たせたのが勝因でした。先月号で紹介したヴォクシー(47.4万円/9.0%)と比べて値引き額では及びませんが、値引き率では上回っています。


その2 カローラツーリングから31.6万円引き!

TOYOTA カローラツーリング
ハイブリッドG
トータル値引き 31.6万円
値引き率 10.5%
From東京都

中古車? やめましょうよ。
新車をお安くしちゃいます!


 当初はライズを検討していました。ところが「納期は来年(2023年)8月になります」と言われてしまいました。ほぼほぼ1年待ち! これでは下取り車のタント(2年落ち)の車検切れに間に合いません。さすがに買う気を失ってしまいました。その後、ノートやCX-30などいろいろ見て回ったけれど、踏ん切りがつきません。
 そこで、以前からお世話になっているトヨタA店の担当セールスさん(これまで3台買わせていただいています)に相談してみました。
X「すぐに納車ができる中古車にしようかと思っています。以前乗っていたカローラフィールダーの中古車とかで良い出物はありませんか?」
「だったらカローラツーリングの新車にしませんか? これなら納期も比較的早いし、中古車より値段は高くなりますが、Xさんとはこれまでのお付き合いがあるから頑張ります。ところでタントの下取り額は他社ではいくらでしたか?」
X「115万円くらいです」
「わかりました。ウチでもそれくらいは出します。カローラツーリングの納車は来年2月頃になりますが、2月までのタントのローンの残債を確認してください」
 いったん引き上げて、残債を確認したところ約136万円。
 後日、これをセールスさんに伝えると、奥に引っ込んでしばらくして戻ってきました。
「上の許可が下りました。2月の納車ということで、タントの残債も含めて月々1万5000円、ボーナス払い10万円の5年ローンでいけますよ」
 支払いは思っていたより安いし、2月の納車ならタントの車検切れにも間に合います。
 最終条件は車両本体とメーカーオプション23万4300円から28万6251円引き、付属品(12万8800円)から3万円引き(割賦特別値引きと記載されていました)で、値引き合計は31万6251円です。
 あっという間に購入を決めてしまい、自分でも驚いています。他のお店に行ったり来たりするよりも馴染みのセールスさんに相談して、思い切りの条件を出してもらうというのもありなんですね。

値引き採点 5
付き合いのあるのセールスマンに中古車の購入を持ち掛けたのが有効でした。彼らは中古車を売っても成績にはなりません。だったら「安くするから新車を買って!」となります。“カロツー”から30万円引き/10%を超えたらウルトラCクラスです。


その3 N-WGNから18.8万円引き!

HONDA N-WGN
カスタムLターボ
トータル値引き 18.8万円
値引き率 8.4%
From静岡県

必殺“同士討ち”作戦が奏功!
認め印を片手に最終交渉(笑)


 妻が乗っている三菱トッポ(2009年式)は元気に走ってくれているものの、走行距離は11万kmをオーバー。「そろそろ買い替えないと……」と思っていたところ、月刊自家用車で「N-WGNがマイナーチェンジ」との情報をキャッチ。ロボット風のスタイルが妻好み……というわけで買い替えに動きました。
【10月2日(日)】 近所のホンダA店へ。新型N-WGNの値引きは10万円とのこと。
 見積もりをよく見ると、頼みもしないボディコーティングやメンテナンスパックが計上されています。そこで削除をお願いすると、この二つの必要性をしきりにアピールしてきます。少しもやもやした気持ちで店を後にしました。
【10日(月・祝)】 別経営のホンダB店へ。応対してくれたのはベテランで、いきなり17万円引きを提示。ここでも「ボディコーティングとメンテナンスパックは不要」と伝えると気持ちよく承諾してくれました。
 来週、妻と一緒に来店することを約束して帰宅。
【13日(木)】 再びホンダA店へ。B店の17万円引きを伝えるとあっさり白旗。
「うちでは15万円引きまでしか認められていないんです。お役に立てずにすみません」
 もう少し頑張ってくれると期待していたのですが……。
【16日(日)】 ホンダB店に出向いて最終交渉。持参した認め印を手にしながら、
X「今日は契約するつもりで来ました。ぜひ、こちらから購入したいです!」
 すると、車両本体と付属品43万9230円から18万7550円引きを提示してきました。
「頑張りました。これでいかがでしょうか?」
X「ありがとうございます! おかげで満足のいく買い物ができました」
 なお、これまで乗ってきたトッポは「以前なら値段が付きませんが、最近は中古車が高騰しており、数万円の値が付く可能性があります」とのこと。そこで、N-WGNの納期が明確になった時点で、買い取り専門店とホンダB店に査定額を提示してもらい、どちらに売るか決めることにしました。

値引き採点 4
マイチェン直後のN-WGNから19万円引き/8.4%なら文句なしの特上です。最近の新車ディーラーはボディコーティングやメンテナンスパックを強く勧めてくる傾向がありますが、これには乗らないでしっかりカットさせているところも評価します。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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