三菱自動車　「ミニキャブ トラック」を一部改良　安全装備を充実

　「ミニキャブ トラック」は2,030mmの荷台フロア長と低い荷台床面地上高650mmにより、様々な荷物を豊富に積載することが可能な、積み降ろしのしやすさが特徴の商用モデル。
　室内幅1,310mmのゆとりある室内空間やペダル操作のしやすい広い足元空間を確保しているため運転しやすく、広いドア開口部と低いシート座面により良好な乗降性を実現。
　また、最小回転半径3.6mと小回りがきくショートホイールベースで、悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れた車両となっている。

　今回の一部改良では、先進安全装備「e-Assist(運転支援機能)」（※）やアクティブスタビリティコントロール［ASC］の標準装備グレードを拡大。
　「e-Assist」は上級グレードの「G」のみの標準装備だったが、「みのり」にも標準装備化、サポカーSワイドの対象とした。
　また、同じく「G」のみに標準装備となっていたアクティブスタビリティコントロール［ASC］を、全グレードに標準装備とし、横滑りを抑えてタイヤの空転を防止することで、走行時の車両安定性を向上させる。
　さらに、周囲の明るさに合わせて自動でヘッドライトを点灯・消灯するオートライトコントロールも全グレードに標準装備に。
　そして、「M（5M/T車）」以外のモデルで、坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える時、自動でブレーキを最大約2秒間キープするヒルスタートアシストを追加した。

　その他の機能面では、強化リヤサスペンション（4枚リーフスプリング）を「みのり」に標準装備し、積載時の安定性を向上。
　また、デフロック非装着車にぬかるみ脱出アシスト（ブレーキLSDトラクションコントロール）を標準装備し、泥濘路などでの脱出性を高めた（「G（5M/T車）」、「みのり（5M/T車）」除く）。
　エクステリアでは、「G」のみに採用していたメッキフロントガーニッシュを全グレードに採用した。