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更新日:2018.10.21 / 掲載日:2015.07.17
スバル インプレッサ スポーツ ハイブリッド 新車紹介
スバル インプレッサ スポーツ ハイブリッド 新車紹介
紹介
【追加モデル】
発表/2015年6月19日
SUBARUコール
0120-052215
文●森野恭行 写真●澤田和久
■20.4km/Lの低燃費を実現したインプレッサスポーツのHVモデル
スバルのハイブリッド車はこれまで、コンパクトクロスオーバーのXVハイブリッドのみだった。だが、燃費性能に優れ、減税といった恩典もあるハイブリッド車の人気は根強く、要望に応えてインプレッサスポーツにもついにハイブリッド車が設定された。JC08モード燃費値はXVハイブリッドの20.0km/Lを凌ぐ20.4km/Lを達成。減税(取得税80%、重量税75%)の対象となる。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
システムはXVハイブリッドで実績のあるもので、専用設計により効率を高めた2Lボクサーに、10kW/65Nmの性能を持つモーターと、リニアトロニック(CVT)をドッキング。スバルの十八番であるシンメトリカルAWDメカを、そのまま活かしているのが見どころだ。インプレッサスポーツへの展開にあたっては、バッテリーのエネルギーマネージメントなどを見直して回生の効率を高め、CVTのフリクション低減が図られた。それが、燃費の改善につながっているわけだ。
当然、アイサイト(ver.2)は全車標準で、ハイブリッドシステムとアイサイトの協調制御を行う「ECOクルーズコントロール」も搭載する。
そして、XVハイブリッドとの決定的な違いは走りの方向性。XVハイブリッドは200mmの最低地上高が生む高い走破性をウリとするが、インプレッサスポーツ・ハイブリッドはオンロードでのスポーティな走りをアピール点とする。初期応答性を高めたダンパーを採用した上で、足まわりはハイブリッド専用のチューニングとし、ベース車(インプレッサスポーツ2.0i-S)よりワンサイズ太い215/50R17のタイヤを履かせている。加えて音振対策も入念に行ったというから、快適性のレベルも大きく向上しているに違いない。
■インテリア/エクステリア写真[1]
ブルーに輝くメーターやブルーメタリックの加飾パネルはハイブリッド専用のもの。ピアノブラック調パネルや金属調加飾との組み合わせにより、質感とムードを高めている。
Cセグメント・ハッチバックの水準を満たす居住性を有し、家族ユースのニーズにも応える。上級の「2.0i-S」にはウルトラスエード地のシートや前席パワーシートを標準化。
■インテリア/エクステリア写真[2]
CVTケースにモーター・ジェネレーターを内蔵するスマートな設計。エンジンはハイブリッド専用設計の2Lボクサーを採用する。
ニッケル水素式の駆動用バッテリーはフロア下に配置。床上のラゲッジ空間を犠牲にしない賢い設計だ。
クリアレンズ採用のLEDリヤコンビランプや大型ルーフエンドスポイラー、サイドシルスポイラーはハイブリッド専用アイテム。フロントのグリルやバンパースポイラーも専用デザインとした。
スバル インプレッサスポーツ ハイブリッド 2.0i-Sアイサイト 4WD(CVT)
全長×全幅×全高 | 4420×1755×1490mm |
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ホイールベース | 2645mm |
トレッド前/後 | 1510/1515mm |
車両重量 | 1500kg |
エンジン | 水平対向4DOHC+モーター |
総排気量 | 1995cc |
エンジン最高出力 | 150ps/6000rpm |
エンジン最大トルク | 20.0kg m/4200rpm |
モーター最高出力 | 13.6ps |
モーター最大トルク | 6.6kg m |
JC08モード燃費 | 20.4km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 215/50R17 |