車種別・最新情報
更新日:2024.01.29 / 掲載日:2024.01.28

復活仕様はどう違う? 新型オデッセイ必見ガイド

上級ミニバン復活! 装いも新たに魅力を高めて再登場!!

ホンダでは初めての中国生産の国内販売車となるオデッセイは、Honda SENSINGなどの先進機能を搭載し、2列目に電動パワーシートを採用するなど、時流に乗った進化を遂げた。これまでの特徴はそのままに、ブラッシュアップされたオデッセイの魅力を紐解いていこう。

●文:まるも亜希子 ●写真:奥隅圭之

HONDA 新型オデッセイ必見ガイド

復活だけではなく
進化も遂げたオデッセイ

 個性あふれるスタイリッシュなデザインを叶えたプレミアムモデルとして、初代からミニバン人気を牽引してきたオデッセイがついに復活を遂げた。従来の魅力はそのままに、今回の一部改良では存在感を高めたデザイン、オデッセイ初採用の機能満載の快適性、時代をキャッチアップした環境性能や安全性能、先進的なコネクテッド機能など、全方位で進化した。
 一方でパワートレーンは2モーターハイブリッドであるe:HEVのみに絞り、グレード構成もシンプルに。すべて7人乗りで2WDとなり、ベーシックなABSOLUTE、本革シートや18インチホイールなど装備を充実させたABSOLUTE・EX、ブラックアウト加飾などの専用エクステリアとなる、ABSOLUTE・EX BLACK EDITIONの3グレードが揃った。
 まずエクステリアを見てみると、コンセプトを「精錬」としたフロントグリルが目を惹く。大開口と水平基調の5本メッキバー、押し出し感を強めるエンブレムで高級感がアップ。ブラッククロームメッキなどで洗練されたBLACK EDITIONは、堂々たる存在感を示す。
 インテリアでは、4ウェイパワーシート採用の2列目に電動調整のオットマンとリクライニングが加わり、シートヒーターや折りたたみ式のセンターテーブル、ミニテーブル付きアームレスト、足元にはUSBチャージャーと至れり尽くせり。床下格納の3列シートによる大容量ラゲッジスペースも健在で、さらに先進安全運転支援機能のホンダセンシングは約100度の広範囲で周囲の対象物を検知し、前後左右の危険から守るよう進化。居住性と使い勝手、高い安全性能まで、すべてを理想的に手にしているのが、新たなオデッセイの大きな魅力となっている。

全幅、全高はこれまでのモデル(6AA-RC4)から変更はないが、全長が5mm大きくなっており、Hマークが以前より前方に配置されている。
開口部上段の拡大により、より大きくなったフロントグリル。(写真はBLACK EDITION)
BLACK EDITIONに標準装備された精悍な印象を引き立てるフォーマルブラックのドアミラー。
BLACK EDITION専用のマットベルリナブラックの18インチアルミホイール。
エレクトリックギアセレクターを採用したことでシフトレバーの無いスッキリとした見た目に。減速セレクターも装備。
オデッセイでは初採用のシーンに合わせた「走り」が選択できるドライブモードスイッチ。
スマートフォンを置くだけで充電ができるワイヤレス充電器。15W急速充電に対応している。
ディーラーOP設定のHonda CONNECT対応の11.4インチのナビ。9インチサイズも用意されている。
シンプルで見やすいマルチインフォメーション・ディスプレーを採用。

新型オデッセイ《主要諸元/主要装備比較》

新型オデッセイ《ボディカラー》

個性を高めるドレスアップにも注目

純正アクセサリー仕様

「黒」を際立たせるベルリナブラック塗装のフロントグリルや、ブラックエンブレムを装着し、精悍な印象となったエクステリア。
ユーティリティを高める純正アクセサリーもラインナップされている。写真はUSB PDチャージャー。
長時間のドライブには欠かせないリヤモニター。15.6インチ、12.6インチが設定されている。

無限仕様

無限からはレーシングカーと同じ素材を使用したエクステリアパーツなどがラインナップされており、スポーティなドレスアップができる。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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