車種別・最新情報
更新日:2020.04.08 / 掲載日:2015.07.31
トヨタ シエンタ 新車紹介
トヨタ シエンタ 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2015年7月9日
トヨタ お客様相談センター
0800-700-7700
文●森野恭行 写真●編集部
■12年ぶりに登場したニューモデルはライバルを凌駕する充実した内容
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
ユーティリティの面では、ライバルのフリードをにらんでパッケージを見直し、居住性と積載性をレベルアップさせたのがポイント。シート幅を70mm拡大することで、サードシートの実用性も大きく高めている。低床化やスライドドア開口幅の拡大により、乗降性を改善した点も見逃せない。
そしてメカニズム。フロントコンパートメントはヴィッツ&アクア系からの転用だが、センターからうしろはすべて専用の設計となる。心臓は計3種で、まずは新登場のハイブリッドに注目。JC08モード値で27.2km/Lのクラストップの燃費とシステム出力100馬力の十分な性能をバランスさせている。で、2WD用の1.5Lは、1NZ-FEから最新の2NR-FKEに心臓を一新。こちらは109馬力/13.9kg mの性能を誇り、アイドリングストップ機構も標準搭載とした。燃費値は20.2~20.6km/Lと、こちらも宿敵のフリードを確実に引き離すデータを達成する。
で、もう1点の大きな進化は安全性。レーザーレーダー+単眼カメラの「トヨタ・セーフティセンスC」(核は自動ブレーキ)をウリとする「衝突回避支援システム」を設定したのがトピックだ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
機能性とデザイン性を融合させた立体的造形のインパネが特徴。コントラストの強い内装の配色も用意し、個性的な仕上がりとした。各部に加飾を施すなど、質感にもこだわる。
ホイールベース拡大とフロア低床化を活かして、ドラポジを適正にし、後席乗降性を改善した。2列目は2人掛けと3人掛けを設定する。3列目も十分な実用性を確保している。
■インテリア/エクステリア写真[2]
アクアで定評の1.5Lハイブリッドと、高圧縮比の新世代1.5L(2NR-FKE型)のほか、1NR型搭載の1.5L 4WDも設定。
3列目の格納はイージー。2列目もワンタッチで折りたたむことが可能で、このような大空間ラゲッジを実現した。「積む」も優秀。
ミニバンの世界に新風を吹き込む斬新なスタイルと、個性的なディテール&配色が目を引く。どこかフランス車的ムードを漂わせる。
トヨタ シエンタ ハイブリッドX(CVT)
全長×全幅×全高 | 4235×1695×1675mm |
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ホイールベース | 2750mm |
トレッド前/後 | 1480/1480mm |
車両重量 | 1380kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 1496cc |
エンジン最高出力 | 74ps/4800rpm |
エンジン最大トルク | 11.3kg m/3600-4400rpm |
モーター最高出力 | 61ps |
モーター最大トルク | 17.2kg m |
JC08モード燃費 | 27.2km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 185/60R15 |
価格
トヨタ シエンタ | 168万9709円~232万9855円(全グレード) |
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