ダイハツコペンセロ新車紹介

ダイハツコペンセロ新車紹介

紹介
【追加モデル】
発表／2015年6月18日
ダイハツお客様相談室
0800-500-0182
文●森野恭行　写真●編集部

■コペン第3のモデルは待望の「丸目」ローブとの着せ替えキットも発売決定

　精悍イメージのローブも、クロスオーバーテイストのエクスプレイも魅力があるが、やっぱりコペンは丸目でないと・・・。先代から惚れ込むそんなコペンファンのために、公約どおりにコペン第3のモデルが投入された。その名は「CERO（セロ）」。丸みのある意匠を印象づける「Circle」と「DRESS-FORMATION」の始まりを意味する「Zero」からの造語だという。

■ドライビング／ユーティリティ

Report 森野恭行
　前後スタイルは完全にセロのオリジナルで、多くのファンに愛された先代のキュートなイメージを踏襲する。注目はヘッドライトで、ひとつの光源でハイ・ローのビーム切り替えを行うバイアングルLED式（軽初）を採用した。リング状に光るLEDクリアランスランプや、3灯×6本のLEDを放射状に配したリヤコンビランプも印象的で、シーンごとにセロはさまざまな表情を見せる。
　しかも、ローブとセロは着せ替えが可能。11パーツの樹脂外板と前後のランプ類は、互いに交換が可能な設計となっている。ローブからセロへの変身を行うDRESSパーツはフルセットで35万円前後の設定で、10月の発売を予定する。こうした「着せ替えボディ」は世界初の試みだ。
　そして、もうひとつの話題は、エクスプレイの上級グレードである「S」の設定。走りの質を高めるビルシュタイン製ダンパーに加えて、「S」はレカロシートやMOMO製ステアリング、パドルシフト（CVT）などを標準化したのがポイントで、すでにローブで好評を博している。
　こうしたバリエーションの充実は、コペン人気を長期に持続させる効果を生むはず。販売は2015年6月3日時点で1万台に達したと言うが、今後も順調に記録を伸ばしていくことだろう。

■インテリア／エクステリア写真[1]

センタークラスター形状やシルバーリング付きメーターはセロのオリジナル。中段のガーニッシュも専用の処理として、水平に延びる骨格を強調するインパネデザインとした。
標準設定はベージュ内装とシルバー加飾のコンビだが、色鮮やかな赤色でコーディネートした「レッドインテリアパック」もオプションで設定する。個性が一段と際立つ！

■インテリア／エクステリア写真[2]

64馬力／9.4kg mを生むKF型ターボや、5速MTとCVTの2種のミッションに変更はない。CVTはアイドリングストップ付き。
ルーフ格納時の容量は限られるが、クローズド時ではゴルフバッグや大型スーツケースも積載できる。
ライトを斜めに配した丸目4灯デザインをリヤにも反復する。写真はカーボン調のDラッピング（オプション）をルーフに施した例。ワインレッド、ブラック、シルバーの3色から選べる。

ダイハツコペンセロ（CVT）

全長×全幅×全高	3395×1475×1280mm
ホイールベース	1040mm
トレッド前／後	1310／1295mm
車両重量	870kg
エンジン	直3DOHCターボ
総排気量	658cc
最高出力	64ps／6400rpm
最大トルク	9.4kg m／3200rpm
JC08モード燃費	25.2km／L
サスペンション前	ストラット
サスペンション後	トーションビーム
ブレーキ前／後	Vディスク／ドラム
タイヤ前後	165／50R16