中古車購入
更新日:2018.10.25 / 掲載日:2016.02.19
チェックリスト付き!買う時に是非チェックして欲しいポイント

同じものはひとつとしてないと言っても過言ではない中古車。
できればよい状態のものを手に入れたいと思うのは当たり前。
今回は、クルマに詳しくなくてもできるチェックポイントを集めてみたので、購入時の参考にしてみては?
ベストな1台を手に入れるためのチェックポイントは?
ピッカピカの新車とは違い、同じ年式、同じ車種、同じグレードでもクルマによって状態が違うのが中古車。過去のオーナーの使い方によってクルマに大きな差が出てくることもしばしば。安さにつられて買ったのはいいものの、納車後にトラブルが続発して結果的に高い買い物になってしまった・・・・・・なんてことでは元も子もない。そこで今回は、中古車鑑定のプロである「Goo鑑定師」からアドバイスを受け、最低限チェックしておきたいポイントをまとめてみたぞ。
今回取り上げたチェックポイントは、一般ユーザーでも比較的確認しやすく、修理が必要な場合は費用がかさみやすい部分を重点的に挙げてもらったので、購入後すぐに大きな出費を払うようなことがないようにしっかりチェックしておこう。もちろん、ここまでチェックするのは・・・・・・という人はGoo鑑定済のクルマを狙うのも賢い選択だ!

Goo鑑定師とは?

鑑定はお任せください!
第三者の目で中古車を厳しくチェックする!
Goo 鑑定師とは、あなたに代わってプロの目線で中古車の車両状態を鑑定する専門家。第三者機関のプロである鑑定師がチェックを行い、外装・内装・機関・修復歴の4項目について公正にグレードを定め、鑑定証を発行するのだ。
外装編
外装のダメージは費用がかさむぞ!
見た目にも大きく関わる外装のダメージ。見落としてしまうと後々大きな出費となってしまう。
見落としがちなポイントもあるぞ。
ホイールもリペアは高いのでしっかりチェック
クルマを縁石に寄せたときなどについついぶつけてしまいやすいホイール。購入後に交換前提であればスルーしても構わないが、修理をしようとすると意外と高くつく。ひどいダメージがある場合は、エア漏れやホイールバランスが狂ってハンドルがぶれるなど、走行にも影響が出てしまう重要な部分だ。1本だけ新品の場合は、何らかのトラブルがあった可能性も。
純正でも1本数万円はするホイールだけに、後で購入するとなると大出費となってしまう。
ホイールは特にリム(縁の部分)がキズ付きやすい。縁石にぶつけやすい左側はもちろん、右側もチェック。
外板の飛び石でわかる「前のオーナーの乗り方」
フロントバンパーやボンネットなど、クルマの前面部分の状態で過去のオーナーの乗り方がある程度判断できる。もしも飛び石でついたような小さなキズが多く見られた場合は、過去のオーナーはかなりの飛ばし屋の可能性がある。速いスピードで走行している場合、小さな砂のようなものが当たっただけでも簡単に塗装が剥がれてしまうのだ。
ヒビはもちろんだが、小さなキズは意外と見落としがち。外からだけではなく、車内側からも確認しよう。
ワイパーの下の部分は特に見落としてしまうところなので、しっかりワイパーを上げてチェックしよう。
窓の飛び石はワイパーの下もしっかりチェック
フロントガラスのヒビや飛び石によるキズは、車検NGになる場合もあるためしっかりチェックしたい。ガラスリペアで直せるような小さなキズでも数万円、ヒビなどで全交換が必要となると10万円近くの出費となってしまう。視界に入る部分はもちろんのこと、ワイパーの下の部分もしっかりチェックしよう。見る角度によってキズが見えない場合もあるので、さまざまな角度から見ることが大切だ。
フロント周りの状態を少し離れて全体的にチェックしよう。ここで細かいキズが多いクルマは飛ばし屋だった可能性が。
フロントバンパーなどの低い部分は通常の目線では見えない部分があるため、しゃがみ込むのがベスト。
「調整」か「修復」か。 ドアの脱着した痕跡も大切なヒント
なかなか普段は目がいかない場所ではあるが、ドアの取り付け部分、ヒンジと言われる場所のボルトの状態をチェックしよう。過去にドアの脱着を行った場合はこのボルトにレンチがかかった跡がついているハズ。ドアを脱着するというのはかなり大きな事故があったと推測される。ただ、年式が古いクルマはドア下がりの調整のためにボルトを緩める場合もあるので、販売店に確認しよう。
ドアの取り付け部分は奥まっているので、ライトなどで照らしてチェックしよう。携帯電話のライト機能でもOKだ。
余裕があればドア周りのゴムをずらし、溶接跡をチェック。ここのパネルが歪んでいたりしたら修復した可能性がある。
Column1 意外と見落としやすい高い部分と低い部分

ミニバンだとルーフをぶつけていることも。また、雹害などで凹みがある場合もある。
意外と見落としがちなのが、ルーフの状態とバンパー下の状態だ。特に背が高いミニバンはルーフの状態は確認しづらい。しかし、ルーフの凹みやキズ、キャリアの装着跡などはチェックしたい。また、車止めなどに当ててしまいがちな前後バンパー下部などもキズがないかのチェックをしよう。
内装編
運転中、常に目に入る部分だけに入念に!
クルマに乗っているときに常に接する部分、それが内装。
実際に触れることが多い部分だけに妥協すると痛い目を見るかも・・・・・・。
シミは落ちない。特に後席食べ汚しなどはないか?
内装の汚れはとても頑固。一度ついてしまったシミなどは専用ケミカルを持ってしても完璧に落とせないこともある。もちろん簡単に交換ができる部分ではないため、明るい時間帯にしっかりチェックしよう。特に子供が乗ることが多い後部座席などは食べこぼしによる汚れが目立つぞ。シートカバーが付いているクルマはシミ隠しの可能性もあるため、できればカバーの下も確認したいところ。

シートのシミを落とすのはかなり困難。くまなくチェックしよう。また、シートカバーが付いている場合は可能であれば中の状態を確認できるとベスト。
シートアレンジはしっかりできるか?
ミニバンだけではなくコンパクトカーでもシートアレンジが可能な車種が増えてきている。使用頻度は多くないかもしれないが、いざというときに動かないなんてことがないように一通りシートアレンジを試してみることをオススメしたい。シートレールに異物が挟まっていて動かないことも多いので要注意。また、操作手順が複雑な場合もあるので、販売店のスタッフに確認しながらやることも大切だ。

便利なシートアレンジも使えなければ意味がない。特にミニバンは多くのアレンジが可能なのでしっかり確認。
ダッシュボードの日焼け・糊痕はないか?
最近はポータブルナビなどの普及に伴い、ダッシュボードに両面テープでアタッチメントを取り付けることが増えてきている。実はこの両面テープが曲者で、接着力が強力なために剥がすのが一苦労。元通りにするのは不可能といってもいいレベルなのである。ナビを固定するためなので当然といえば当然なのだが、そういったものを使用する予定がない場合はダッシュボードが綺麗な車両を選びたい。

両面テープの跡が残りがちなダッシュボード。どうしても気になる場合はマットなどで隠してしまうのも手だ。
本当に禁煙車? 灰皿だけではなく上も見よ!
最近は中古車でも禁煙車の需要が高まってきており、禁煙車表示をしている販売店も多くなってきた。タバコ臭は強力なため、一時的に消臭剤で消してあってもしばらくするとタバコ臭が出てくるなんてこともある。そこでチェックしてもらいたいのが、運転席のサンバイザー部分。タバコのヤニは天井に付着しやすいのでサンバイザーを起こし、他の部分と色が違わないかを確認しよう。エアコンをONにして出てくる風の臭いのチェックも必須だ。
車内でタバコを吸うと天井がヤニで黄ばんでくる。サンバイザーの裏を見てあまりに色が違う場合は喫煙車の可能性が。
最近では標準で灰皿を装備しない車種が増えてきたため判断が難しい禁煙車。最後は自分で確かめるのがベスト。
トランク内張りのワレなどはないか?
見落としがちではあるが、トランクルームの内張りの状態も確認しよう。積んであった荷物が暴れて内張りにダメージを与えてしまうことや、荷物の載せ下ろしの際にキズが付いてしまうこともある。また、荷物を満載したときにリアゲート側の内張りと干渉してキズが付く場合も。走行に直接関係ない部分ではあるがチェックしたい。

意外とキズ付きやすいトランク内部。目立つキズや割れがないか確認しよう。
コンプレッサーは回っているか?エアコン等は一通り作動させるべし
トラブルが発生すると高くつくエアコン。ここは確実に作動させて確認をしたいポイントだ。まずはエアコンをONにしてしっかり作動するかの確認。エンジンルームから「カチッ」という作動音や、アイドリング回転数の上昇などで判断しよう。ONにした時にガラガラと異音がするような場合は寿命が近い。また、吹き出し口の切り替えがしっかりできているかも要チェック。

エアコンチェックをするときは、エンジンをかけてからでないと作動しないぞ。
Column2 運転席周りのヤレ具合はクルマの劣化のバロメーター!

ハンドルは常に運転中触れる部分なので劣化しやすい。特に革巻きステアリングは顕著。
運転席周りの状態を見ることである程度の劣化具合を確認することが可能。例えば、ハンドル表皮の状態や、スイッチの摩耗具合、シートのへたり具合で判断が可能。距離が少ないのにシートの擦れが目立つ車両であれば、短距離で頻繁に乗り降り=仕事で使われていたなどと予想することもできる。

機関編
クルマの基本、機関の状態をチェック!
機械的なトラブルは費用がかさむ。
実際にエンジンをかけ、エンジンルームの状態をチェックしてクルマが出すSOSサインを見逃すな!
エンジンをかけ異音チェック
エンジンが冷えている状態ではカタカタと音がする車両もあるが、エンジンが温まって消えるようであればそれほど問題ない。キュルキュルという異音がする場合はベルト類の寿命が近いことの合図だ。このとき異臭がするようであれば何かしら問題を抱えていると思って間違いない。また、メーター内の警告灯も確認し、点灯しているものがあれば、販売店スタッフに確認しよう。
エンジンのかかり具合でバッテリーの状態もチェックできる。
キーONで警告灯がしっかり作動しているかも確認したいところ。
ステアリングを切り、下回りのチェックを行おう
ステアリングを左右どちらかに目いっぱい切り、蛇腹状になっているドライブシャフトブーツを確認しよう。万が一ここが破れてグリスが流れ出てしまうと車検に通らないばかりか、駆動系に大きなダメージを与えることになってしまう。また、エンジンの下にオイルなどが垂れた跡がないかも同時にチェックしたい。地面に垂れるほどのオイル漏れがある車両は避けたほうがいいだろう。
ブーツ類はゴムでできているためどうしても劣化してしまう。
下回りを覗き込みオイルの漏れやにじみもチェックしよう。
エンジンを切った状態でエンジンルーム内の汚れチェック
最近のクルマはエンジンがカバーで覆われているものも多くなってきたが、確認できるようであればエンジンルームの汚れを確認したい。もしも、エンジン本体から何かが漏れたような跡があるようであれば、オイル漏れの可能性がある。また、エンジンルーム内に何かが飛び散ったような跡がある場合は、過去になにかしらのトラブルがあったと言えるだろう。ただ、店舗によってはエンジンルームクリーニングを施してから店頭に並べる場合もある。
経年劣化でこういったパッキンの部分からオイルが漏れる場合も。工賃がかさむ部分なのでしっかりチェック。
オイルだけでなく、冷却水もチェックしたい。オーバーヒートの過去があると冷却水にオイルが混じることも。
オイルの汚れや量を見れば前のオーナーの愛情が分かる
エンジンの寿命を大きく伸ばすのはマメなオイル交換というのは今も昔も変わらない。エンジンルームをチェックするときにオイルの量や状態をチェックするのは過去のメンテナンスの状態を知る手掛かりになる。もしも、オイルの量が足りない場合やオイルが汚れたままの場合は、マメなメンテナンスが行われなかった可能性がある。また、オイルフィラーキャップを開けてみて、そこにヘドロのようなものが付着している場合はオイルメンテナンスが悪かった証拠。避けたほうが無難だろう。
キャップを開けて確認。ここにヘドロのようなものが付着しているものは避けたほうがよい。
オイルの量、汚れをチェック。必ずエンジンが止まっている状態で確認しよう。
試乗できなくてもミッションのショックは確認できる
実際に試乗をすることができればベストではあるが、さまざまな理由で試乗ができない場合も多々ある。その時は停車状態でシフトをDやRに入れてみて、ショックがないかをチェックしよう。このときにガツンとショックを感じる場合は、ミッションのトラブルやミッションマウントのへたりが考えられる。ミッションマウントの交換で治まればいいが、ミッション本体にトラブルが出ているととんでもない額の出費となる可能性もある。忘れずにチェックしたいポイントだ。

停車状態でもエンジンをかけ、シフトをDやRに入れてみることでシフトショックをある程度確認できる。ここで大きなショックがあるクルマは避けたほうが賢明だろう。
Column3 商品として完成した中古車はない!

整備やリペアをどこまでやるかはあなた次第。販売店としっかり相談しよう。
中古車店に展示されているクルマはすべてが完璧に整備されているわけではない。そのクルマに買い手が付いた時点で、どこまで手をかけるかを相談して進めるためだ。しっかり整備して欲しい人とできるだけ安く買いたい人、どちらのニーズにも答えるための措置である。
その他の装備編
他にも確認したいポイントはあるぞ!
意外と見落としがちな純正パーツの有無や、修復歴にまつわる部分のチェック方法もしっかり確認したいところだ。
車内の匂いは?水没歴チェック
ゲリラ豪雨などでアンダーパスが冠水してしまったというニュースで水没してしまったクルマを見ることがある。こういったクルマは水没車や冠水車と呼ばれ、一般市場に流れることはほぼないが、気になる方も多いだろう。極まれに冠水車であることを明記して格安で販売されることもあるが、不具合の発生する確率が高いためオススメできない。冠水車の見分け方として比較的簡単なのは車内の臭いで、生臭いような臭いがするようだ。

いくら格安でも水没歴のあるクルマは避けたほうがよい。電装品の塊とも言われるクルマは後々トラブルが出てくる可能性が高いからだ。
タイヤハウスの前後の隙間をチェック
タイヤとフェンダーの隙間は通常であれば左右対称になっているものだが、足回りをぶつけるなどしてアライメントが狂ってしまっていると左右でばらつきが出ることがある。もちろんこの状態だとまっすぐ走らなかったり、わだちにハンドルを取られたりと危険な状態となってしまう。これをチェックするには実際に指を隙間に入れてみて、左右とも同じだけ隙間が空いているかどうかで確認できる。指1本以上の差があるようだと要注意だ。

ボディは無傷でも足回りに強い衝撃が加わると、簡単にアライメントは狂ってしまう。調整で直る程度であればよいが、足回りの部品交換が必要な場合もある。
純正部品は揃っているか?
社外パーツが装着されている場合、純正パーツが残っているかどうかも重要なポイントだ。その車両を手放すときに純正パーツがないとマイナス査定となってしまうほか、やっぱりノーマルがいいとなったときに純正パーツを再度購入するのもかなりの出費となってしまうからだ。また、スタッドレスタイヤが必要な地域では、冬用に純正ホイールがあったほうがいいだろう。もちろん保管場所が必要になってしまうため難しいポイントではあるが、確認しておきたいところだ。
万が一クルマを手放すときに純正部品があるとないとでは売却価格に差が出ることも。可能な限り保管したい。
記録簿や取扱説明書が残っているかも重要ポイント。特に最近のクルマは多機能なため取説は必須アイテム。
修復歴は大丈夫?
やはり中古車を購入する上で一番気になるポイントと言えば修復歴の有無。しかし最近は修復の技術も上がっており、どこをどのように修復しているのかを把握し納得できるのであれば、敢えて相場よりも安めの修復歴有りの車両を狙うのも一つの方法と言えるだろう。しかし例外もあり、ハイブリッドカーや電気自動車では高電圧が流れているため、不測の事態が起こる可能性があるのでできれば避けておきたいところだ。

修復歴や再塗装歴を見分けるには、ボディパネルの波うちがないかを写真のように確認する。また、ボディへの周囲の写り込みも確認しよう。再塗装されたパネルだけ他と違うように写ることが多いぞ。
Column4 ・・・といった細部までチェックされているクルマが「Goo鑑定車」

素人では見落としてしまうような部分もしっかりチェックしてくれるのがGoo鑑定師だ。
ここまで紹介したチェックポイントを押さえれば納得の1台に巡り合うことも難しいことではないだろう。しかし、そこまでやるのはちょっと・・・・・・というアナタのためにプロがしっかりチェックした「Goo鑑定車」というものがあるのだ。Goo鑑定車について詳しくは次のページへGO!

人気車ジャンル別チェックポイント
このジャンルのクルマはここを見よ!
クルマのタイプによって注目すべきポイントが異なるもの。
ここではジャンル別のチェックポイントをお伝えするぞ。
ハイブリッド
目視ではわからないバッテリーの状態。
ハイブリッドカーのキモとなるモーター駆動用のバッテリーは、使用を繰り返すごとに劣化してしまう。しかし、現在のバッテリーの状態がどうなのかは外からは確認できないため、なるべく走行距離の少ないクルマを狙おう。保証の有無も大切なポイントだ。

ハイブリッドカーのバッテリーの劣化は燃費の悪化にもつながる重要な部分。 交換すると多額の出費となるため高年式を選びたい。
ミニバン
ファミリー層ならではの使われ方に注目。
ファミリーカーとして使われることが多いミニバンでは、2列目3列目の汚れやキズに注目したい。子供が乗ることが多い後部座席では、食べこぼしの付着や内装へのキズ、おもちゃの部品などがシートレールに挟まってシートが動かないなどのトラブルがありがちだ。

豊富なシートアレンジが魅力のミニバンだからこそ、しっかりその機能が使えるか確認したい。 内装のダメージも要チェック。
軽自動車/コンパクト
乗りっぱなしが多いため、整備履歴の確認を。
あまりクルマに関心のない層が、こまめなメンテナンスをせずに乗りっぱなしというものが意外と多いジャンル。特に小排気量のクルマはどうしてもエンジン回転数が高めになるため、オイル管理がしっかりしていたかどうかを確認したい。軽のターボモデルはなおさらだ。

小排気量エンジンのため、どうしてもエンジンに負荷がかかりがち。
オイル管理が悪いと後々痛い目を見るので、整備履歴をチェックしたい。
スポーツ
本気組と雰囲気組に分かれるジャンル。
本気で走り込んでいたものと、スポーツカーの雰囲気を楽しんでいたものに2分されることが多い。走り込んでいたクルマはブレーキローターの減りやタイヤの状態で判断しよう。MT車ではシフトのフィーリングも重要なポイントだ。修復歴有りのものも多いので、見極めが大切となる。

激しい走りをしているとシフトの入りが悪くなってくる。
オイル交換で改善する場合もあるが、最悪はミッションオーバーホールとなる。
ハイエンド
古くてもパーツの価格は高値安定。
高年式のクルマは丁寧に乗られていたものが多いが、低年式のものだとトラブルが気になる。このクラスのクルマは電装品が多く使われているため、修理が高額になることも。中古価格は下がっていても部品の値段は下がらないので注意が必要だ。保証付きのクルマを選んでリスクを減らそう。

技術の粋を集めたハイエンド車種だけにトラブルが発生した場合の修理代もハイエンド。
本革シートはダメージが目立ちやすいので注意。
SUV
タフが故、下回りに注意しよう
走破性の高いSUVはラフロードを走る機会も多いため、下回りのダメージをチェックしよう。ヒットした跡のほか、雪国で撒かれる融雪剤による腐食にも注意が必要だ。またSUV用のタイヤは特殊なため高価なものがほとんど。購入してすぐ交換が必要になったりしないようにしたい。

走破性が魅力のSUVだから道なき道を走りたくなる。
その代償として下回りをヒットしている可能性もある。特にオイルパンへのダメージはチェック。
輸入車
「輸入車は壊れる、は昔の話」だが・・・・・・
輸入車はすぐ壊れる、というのはもはや過去の話。まだ日本の気候に合わせた開発がなされていなかった頃の話で、今は国産車と遜色ないレベルになりつつある。しかし、万が一の時の出費はやはり国産車よりも多くなるので、信頼できる販売店や修理工場を見つけることが第一だ。

輸入車の場合、修理代はもちろんのこと部品が届くまで時間がかかる可能性がある。
そういったリスクも楽しむくらいの余裕を持とう。
活用のススメ
公正、納得、分かりやすいがキーワードのGoo鑑定。
これを活用しない手はないぞ!
お店からみてGoo鑑定付き車とは?
店舗としてもクルマをしっかりチェックし修復歴などの情報は公開しているが、第三者であるGoo鑑定師がチェックすることでさらに説得力が出る。特に修復歴の有無を気にするユーザーが多いため、ダブルチェックされているというのは安心感にも繋がるという面で、とてもありがたい存在なのだ。
クルマを探すときはこんなことを伝えよう。
クルマを探すときはまず「予算」と「使用用途」をしっかり販売店に伝えることが大切。そうすれば経験と知識の豊富な販売店スタッフがあなたにピッタリの車種を提案してくれるはず。車種が決まったら、希望の色や装備などを絞っていけばおのずとベストな1台に巡り合えることだろう。
Goo鑑定車の探し方
Gooの場合
Gooの場合
Goo鑑定車はスピードインデックスで黄色帯が付いているため一目で判別が可能だ。また、「Goo鑑定特集ページ」や、ショップ紹介ページ上部の黄色い「Goo鑑定加盟店」のタグをチェックしよう。
Goo-netの場合
Goo-netの場合
トップページ上部メニュー部分の「クルマを買う」内にある「Goo鑑定」を選択し、「Goo鑑定車を探す」を選択するか、条件検索で「Goo鑑定車」にチェックを入れて検索すればOKだ。
Goo読者へのメッセージ
Goo鑑定師 岩井さん
わたしたちにお任せください!
クルマは大きな買い物です。ユーザーの皆様には安心して選んでいただけるように我々Goo鑑定師が1台1台しっかりチェックしています。クルマ選びで迷ったときは是非Goo鑑定付きのクルマをお選びください。
HUNT 森さん
気軽にお立ち寄りください!
中古車店に足を運ぶのに抵抗があるお客様も多いと思いますが、HUNTはショッピングモールの中にあるお店なので、お気軽にお立ち寄りください。我々スタッフがお客様にピッタリの1台をご提案いたします。
取材協力店 「WOW!TOWN 木更津店」
車探しのテーマパークのガリバーWOW!TOWN木更津店です。いままでのWOW!TOWN木更津店とは違ったコンセプトで中古車選びが革新的に変わる初の店舗です。イオンモール木更津内にありますので、お買い物のついでに、映画のついでに、遊びのついでに気軽に中古車選びができます!またおでかけをテーマにしておりますので「おでカー」という楽しい車も用意しています!ご購入予定がすぐではないお客様でも楽しめる空間ですのでお気軽にご来店下さい。
WOW!TOWN木更津店
〒292-0835 千葉県木更津市築地1-4 イオンモール木更津内
電話:0438-30-6661 営業時間:年中無休 9:00~2 2:00
まとめ
安心して中古車を選ぶために大切なこと
中古車といえども決して安い買い物ではないため、ハズレをつかみたくないというのはだれもが思うことだろう。しかし、どこを注意してみればいいのか分からない人が多いのもまた事実。今回は特に重要度の高いポイントをピックアップしてご紹介したが、それでも難しいと感じる方のために外装、内装、機関、修復歴を公正にチェックする「Goo鑑定」というものが存在する。ぜひ一度「Goo鑑定付き車」がどんなものなのか、店舗に足を運んで実感していただきたい。