中古車購入
更新日:2015.06.01 / 掲載日:2015.05.28
中古車のメーター戻し・改ざんを見分ける方法

goo-net編集チーム
中古車の価格を決める要因の一つに走行距離があります。
走行距離が多いほどその車は使用頻度が高くなり、
部品やパーツの劣化が進んでいるため本体価格が下がるのです。
多い走行距離を少なく見せるために、走行距離メーターを改ざんしてしまう、
悪質な中古車販売業者の存在も、ニュースなどを通して目に触れることもあります。
誤ってこのようなメーター戻しや改ざんされた中古車を買わないためにも、
中古車メーター改ざんを見極めるコツについて紹介していきます。
中古車メーター戻しの見分け方
車の走行距離を示すために、車にはその車が登録されてから、
どの程度走行しているかを表すためのメーターが取り付けられているのですが、
これを戻して販売している中古車が市場に出ていることがあります。
中古車メーター戻しの見分け方として、
車両売買契約書にきちんと走行距離が記載されているかどうかです。
中古車を購入するときは契約書を交わすのですが、
そこに購入する車の情報が詳しく掲載されており、走行距離も載せられているのです。
万が一その部分が空欄になっている、不明と記載されている場合には、
メーター戻しが行われた可能性が高いと判断できるでしょう。
それを販売業者に指摘しても明確な答えが得られない場合は、
ほぼ間違いなくメーター戻しが行われていると思われますので、
その中古車の購入を見合わせましょう。
中古車メーター改ざんの見分け方
中古車のメーター戻しと同様に、
走行距離を少なく見せるためにメーターを改ざんして市場に出している中古車も見られます。
中古車メーター改ざんの見分け方として、整備記録を見せてもらうのも一つの方法です。
整備記録とはその車を整備した今までの記録が保管されているものなのですが、
以前のオーナーがしっかりとした方であれば整備記録を全てまとめて保管してあります。
それが車のダッシュボードなどにまとめて入れられていると思いますので、
気になる中古車が見つかったらそれを見てみると、そこに走行距離も記載されています。
最新の整備記録と現在のメーターの走行距離を比べてみてそれと相違が少なければ、
メーター改ざんをしている可能性は少ないと判断できますし、
相違があれば改ざんされている可能性が高いと言えるでしょう。