輸入車
更新日:2021.04.06 / 掲載日:2021.04.05

輸入車ならではのプライドを満たせるワゴンに乗りたい【輸入車コンシェルジュ】

輸入車コンシェルジュのメインカット

文●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2021年5月号の内容です)
※中古車参考価格はすべてグーネット2021年3月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。


クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!

相談者[T・Kさん]46歳/既婚/自営業
 多趣味で、週末にはクルマで出かけることが多いという相談者のT・Kさん。「これまで国産ステーションワゴンを数多く乗り継いできたが、最近は満足できるステーションワゴンがない」とのことで、当コンシェルジュに相談となりました。要望は、「プライドを満たせるワゴンに乗りたい」とのことです。

輸入車ならではのプライドを満たせるワゴンに乗りたい

 昔からのクルマ好きは特に、ステーションワゴンの使い勝手のよさをよくわかっています。
 セダンに近い居住性、バランスのいい走り、そして圧倒的に広く、荷物を積み下ろししやすい荷室。クルマを道具として考えたときの完成度の高さは、あらゆるボディタイプのなかでも最高クラスでしょう。
 ところが、昨今のSUVブームでステーションワゴンのポジションは、若干マイナーとなっています。特に国産車では、大人がプライドを持って乗れるものは非常に少ない悲しい状況となっています。
 今回の相談者は、そういった事情を理解しつつ、それでもステーションワゴンにこだわりたい、流行に乗るのではなく、自分のスタイルを守りたいというポリシーの持ち主。
 じつは輸入車は、そんなひとにこそオススメなのです。欧州ではステーションワゴンは人気ジャンルで、特にプレミアムセグメントでは、パーソナルユースとしてセダンよりも引き合いがあるのです。自費購入されるケースの多いステーションワゴンは、それゆえに各メーカーから趣向を凝らした魅力的なモデルが多数存在します。
 プライドを満たせるワゴンこそ、輸入車の得意分野なのです。

【ボルボ V90 クロスカントリー】これぞワゴンの最上級 見てよし、触れてよし、使ってなおよし

ボルボ V90 クロスカントリーの走行イメージ

 長年ステーションワゴンに乗ってこられた経験がある相談者なら、「ボルボのワゴン」はきっと意識したことがあるでしょう。ボルボといえば、これまで数多くの傑作ステーションワゴンを世に送り出してきたブランド。四角いボディは空間効率に優れ、それでいながら走りの面でも実力派であったため、「空飛ぶレンガ」と呼ばれたこともあったほどです。
 V90クロスカントリーは、ボルボの最上級クラスである90シリーズにラインアップされているステーションワゴン。通常のV90との違いは、最低地上高が210mmとより高く設定されていて、AWDシステムを備えていること。まさに全天候型ステーションワゴンです。
 最上級シリーズだけあって質感は極めて高く、スタイルも威風堂々。アウトドアだけでなく、都会でもその存在感は抜群。
 荷室も2列目シートをたためばフルフラットな空間が出現。高級ワゴンであっても、使い勝手を忘れていないところに、ボルボらしさを感じることでしょう。

2018年 ボルボ V90 クロスカントリー T6 AWD サマム (8速AT・4WD・エアサスペンション装着車) ●全長×全幅×全高:4940×1905×1545mm ●ホイールベース:2940mm ●車両重量:1890kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1968cc ●最高出力:320ps/5700rpm ●最大トルク:40.8kgm/2200-5400rpm ●中古車参考価格:410万円~560万円(17年~20年 V90 クロスカントリー 全グレード)

  • ボルボ V90 クロスカントリーのリアカット

  • ボルボ V90 クロスカントリーのインテリア

  • ボルボ V90 クロスカントリーの前シート

  • ボルボ V90 クロスカントリーのラゲッジルーム

【メルセデス・ベンツ CLS シューティングブレーク】艶やかさのあるスタイルは人生のスパイスになる

メルセデス・ベンツ CLS シューティングブレークの走行イメージ

 このクルマが横に並んだときの存在感ときたら、まあ特別です。豊かなライフスタイルを感じさせるシューティングブレークというボディ形状もそうですし、ボディに描き出された各種ラインのなまめかしさも特別。それでいて中身は安全、安心のメルセデスなのですから、まさに文句なし。

2014年 メルセデス・ベンツ CLS 350 シューティングブレーク スポーツ AMGスポーツパッケージ(7速AT) ●全長×全幅×全高:4970×1880×1420mm ●ホイールベース:2875mm ●車両重量:1870kg ●エンジン:V6DOHC ●排気量:3497cc ●最高出力:306ps/6500rpm ●最大トルク:37.7kgm/3500-5250rpm ●中古車参考価格:220万円~500万円(12年~18年 CLS シューティングブレーク全グレード)

  • メルセデス・ベンツ CLS シューティングブレークのリアカット

  • メルセデス・ベンツ CLS シューティングブレークのラゲッジルーム

【アウディ S4 アバント】あらゆる天候と路面で快足ぶりを発揮する

アウディ S4 アバントの外観

 ドイツが誇る高速ツアラーのアウディ・アバントシリーズにおいて、日本の道路事情で使いやすいコンパクトボディにスポーティな装いと高性能を盛り込んだのがS4アバント。日常性を犠牲にしないほどよいスポーティな仕上がり、そして品質感の高さは、まさにアウディそのものです。

2016年 アウディ S4アバント(8速AT) ●全長×全幅×全高:4745×1840×1435mm ●ホイールベース:2825mm ●車両重量:1690kg ●エンジン:V6DOHCターボ ●排気量:2994cc ●最高出力:354ps/5400-6400rpm ●最大トルク:51.0kgm/1370-4500rpm ●中古車参考価格:370万円~520万円(16年~20年 S4 アバント全グレード)

  • アウディ S4 アバントのリアカット

  • アウディ S4 アバントのインテリア

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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