タイムスリップしても、ワープしても、ドリフトに夢中な人生って!?

　フォーカスしているのは、ドライバーのタナー・フォースト。アメリカのドリフト選手権であるフォーミュラードリフトをはじめ、ダートと舗装路が混在するコースで速さを競うラリークロス、ショーイベントのXゲーム、そしてUSA版トップギアの司会と多忙な日々を過ごしている彼が、どうやってここまで来たのかを振り返る6分間なのです。めまぐるしく変わる場面ですが、話は「黄色いハンドル」でつながっています。

　ラリークロスマシン用マシンのザ・ビートルに乗りながらインタビューを受けている彼が“黄色いハンドル”に手を掛けると、幼少期にタイムスリップして黄色いハンドルとの出会いのシーンへ。

　その後また時代は流れ、ザ・ビートル、そしてパサートと黄色いハンドルのマシンで豪快なドリフトを決めます。それにしても、ザ・ビートルもパサートも市販車はFF（もしくはFFベースの4WD）で本来はドリフト向きのクルマではないのに、大改造が施されてここまでのドリフトマシンに仕上げているのが凄いです。

　クルーザーも黄色いハンドル。

　「乗り込めてきたなあ」と思うと、また時空を超えてトリップしてしまいます！

　バギーだってもちろんハンドルは黄色。

　見どころはクライマックスに向けて盛り上がる5分あたりの激走シーン。トレーラーを使った連続ジャンプは心してみてくださいね！