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更新日:2018.11.02 / 掲載日:2015.06.12
BMW、「7シリーズ」を本国ドイツでフルモデルチェンジ

本国ドイツでフルモデルチェンジとなった7シリーズ
独BMWは6月11日、フラッグシップセダン「7シリーズ」を本国ドイツでフルモデルチェンジしたことを発表した。
今回のフルモデルチェンジにより、7シリーズは6代目の登場となる。新型モデルの特徴は、カーボンファイバー製のボディ構造を採用することによる軽量化。これにより、走行性能や快適性、燃費を向上させたという。

走行性能や快適性、燃費を向上させている
新しいボディ構造「カーボンコア」は、「BMW iシリーズ」で採用されているカーボンファイバー主体のボディ技術。同社では、この技術を今回始めてセダンに投入する。カーボンファイバーのほか、スチールやアルミニウムを組み合わせたボディ構造は、従来モデルと比較して最大130kgの軽量化になる。
パワートレインは4種類をラインナップ。2.0リッター直4ターボに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様もラインナップに加わる。4輪の動きを最適化しフラットな乗り心地を実現する「エアサスペンション」、路面をセンシングして状況に応じて電子制御でスタビライザーを変化させる「エグゼクティブ ドライブプロ」を採用。長距離の運転でも、ドライバーが疲れないように工夫されている。

インテリアは、「エグゼクティブラウンジ」という豪華仕様を採用

マッサージ機能付きの電動シートを採用

車外から自動で車庫入れ操作ができる「リモート コントロール パーキング」も採用
インテリアは、「エグゼクティブラウンジ」という豪華仕様を採用。マッサージ機能付きの電動シート、パノラマルーフ、ラグジュアリーに演出する照明などを装備し、エグゼクティブな気分が味わえる。オプションとして、大型センターコンソールやリアエンターテイメントシステムも用意される。
そのほか、フルLEDヘッドライトが標準装備になるほか、オプションで照射範囲600mを誇る「BMWレーザーライト」を用意。BMWディスプレイキーの操作で、車外から自動で車庫入れ操作ができる「リモート コントロール パーキング」も採用される。