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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2017.08.25
メルセデス・ベンツ、「Eクラス セダン」にプラグインハイブリッドを追加
プラグインハイブリッドモデルが追加された「Eクラス」
メルセデス・ベンツ日本は8月24日、「Eクラス セダン」にプラグインハイブリッドモデル「E 350 e アバンギャルド スポーツ」を追加した。これに伴い、Eクラスのセダンとステーションワゴンの一部仕様の変更も実施された。E 350 e アバンギャルド スポーツは、最高出力155kW(211PS)、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに、最高出力65kW(88PS)、最大トルク450Nmを発生する高出力電気モーターを組み合わせている。システム全体では最高出力210kW(286PS)、最大トルク550Nmを発生。最高130km/hまでの幅広い速度域でモーター走行が可能で、JC08モード燃費は15.7km/Lとなる。
「E 350 e アバンギャルド スポーツ」のインテリア
Eクラスのセダンとステーションワゴンの一部仕様変更は、メルセデス ミー コネクトを全モデルで標準装備とした。Eクラス セダンの主な変更点は、「E 200 アバンギャルド スポーツ」、「E 220 d アバンギャルド スポーツ」は、・オプション設定のレザーパッケージにヘッドアップディスプレイを追加。「E 250 アバンギャルド スポーツ」は、ヘッドアップディスプレイを標準装備とし、センタートリムをインテリアトリムと同素材の木目調のデザインに変更した。
「E 350 e アバンギャルド スポーツ」のエクステリア
ハイブリッドシステムは、4つのモードを搭載。走行環境やバッテリーの残量に合わせてエンジンと電気モーターを併用する「HYBRID」、市街地から高速道路まで電気モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、走行しながらバッテリーを充電する「CHARGE」となる。ガソリンエンジンと電気モーターを状況に応じて使い分けることでガソリンエンジンモデル、EV、ハイブリッドの特長を生かしたハイパフォーマンスを発揮。リチウムイオンバッテリーの充電時間は、満充電までCHARGEモードの走行で1時間以内、AC200V電源の使用では約4時間以内となる。
また、テレマティクスサービス「メルセデス ミー コネクト」と連動して、スマートフォンでバッテリーの充電状況や航続可能距離が確認できる「リモート車両確認」、出発前にエアコンの作動などが行なえる「プレエアコンディショニング」、出発時間に合わせて充電開始時間をセットできる「充電時間設定機能」などの機能が用意される。
AMG E 43 4MATIC
「Eクラス セダン/ステーションワゴン」の一部仕様の変更も実施された
「E 400 4MATIC エクスクルーシブ」は、放射状に広がる18インチマルチスポークアルミホイールの採用や、インテリアトリムとセンターコンソールを木目調のデザインに変更。「Mercedes-AMG E 43 4MATIC」は、「エクスクルーシブパッケージ」をパッケージオプションとして設定した。
Eクラス ステーションワゴンでは、「E 250 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ」、「E 250 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ」は、センタートリムを木目調のデザインに変更。「E 400 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブ」は、放射状に広がる18インチマルチスポークアルミホイールの採用や、インテリアトリムとセンターコンソールを木目調のデザインに変更。「Mercedes-AMG E 43 4MATIC ステーションワゴン」は、「エクスクルーシブパッケージ」をパッケージオプションとして設定した。
メーカー希望小売価格は、セダンが682万円~1,785万円(税込)、ステーションワゴンが719万円~1,176万円(税込)