なぜ落ちる？中古車購入時に自動車ローンの審査が通らない理由と対処方法

中古車に限らず住宅などで大きな買い物をする時には一般的にはローンを組みます。
ローンを組む前には必ず「信用調査」と呼ばれる審査があります。

信用調査とはクレジットカードの使用状況をはじめ、
キャッシング、公共料金の支払い、住宅、車のローンなどの履歴を調査し、
総合的に返済能力があるかどうかを判断するものです。

この信用調査の中に、返済の遅延や債務整理、自己破産などの記録があったり、
支払いの滞納による強制解約があったりすると、「事故」扱いされてしまいます。

審査が通らない人は信用調査に信用事故の記録がある可能性も考えられます。

前述した信用事故も含め、
中古車のカードローンの審査が通らない理由とその対処法を見てみましょう。

買い物のローンが多い場合は、支払い困難で審査にキズが付く前に、
おまとめローンなどプランの立て直しをする必要があります。

キャッシングで支払いが多い場合は、間違いなく返済能力が低いとみなされます。
まずは債務を返済することが先決です。

ローン契約に支障が出そうな場合は、
既存のローンや借入を見直してから、ローンを申し込むことをおすすめします。

カード会社はどんな買い物にもリボ払いをすすめてきますが、
支払いをまとめて全部リボ払いにしていると、ローンが組めない場合があります。
その場合は、リボを繰り上げ、一括返済してリボ払い扱いの残債を整理しましょう。

債務整理や自己破産などで審査が通らないケースもあります。
信用事故の記録にて信用事故が認められ、それにより、新規でローンが組めないケースです。
まずは、自分の資産を見直し、信用情報がクリアになってからの車の購入をおすすめします。

例えば、300万円以上の車のローンを、年収150万のフリーターが申請したのでは、
まず審査は通り難いと考えられます。

しかし100万円前後の車を購入するのであれば、
十分に借入額に対して返済能力があるとみなされ、ローンが組めるケースもあります。

収入が低くても安定した収入があり、
収入とローン返済額のバランスに無理がないと判断されれば、ローン審査が通る確率は高いので、
収入に見合った車選びを心がけましょう。


審査が通る、通らないは「支払い能力や返済能力があるかどうか」で判断されます。

ローンを組む際は、自分の月々のやり繰りや資産の見直しをし、
無理なく返済できると判断される状態を整えておくことが重要です。