車のニュース
更新日:2018.11.21 / 掲載日:2016.10.16
マツダ、「デミオ」を音響設備向上や特別仕様車を追加したマイナーチェンジ
一部改良が行われたマツダ「デミオ」
マツダは、「デミオ」を一部改良などのマイナーチェンジを行い、11月17日に発売する。あわせて、特別仕様車「Tailored Brown」を設定する。予約受付の開始は10月14日。今回のマイナーチェンジでは、7月より「アクセラ」に初採用となった新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」の第1弾「G-ベクタリング コントロール」を全車に標準装備。
ハンドル操作に応じてエンジン出力(トルク)を調整するもので、旋回応答性と走行安定性を向上させる。同時にパワーステアリングのセッティング、足まわりのダンパー特性やブッシュ硬度のチューニング見直しなどを行なって、これまで以上にスムーズな車両挙動、上質な乗り心地を実現している。また、ディーゼルエンジンモデルでは、「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」などによりディーゼル特有のノイズを低減し快適性を向上させた。エクステリアではボディカラーに新たに「ディープクリムゾンマイカ」を追加し、新色の「マシーングレープレミアムメタリック」「エターナルブルーマイカ」「ソニックシルバーメタリック」を設定して全11色のラインアップとした。
DEMIO Tailored Brown
「G-ベクタリング コントロール」を全車に標準装備
デミオとして初となる特別仕様車「Tailored Brown」を新たに設定。「XDツーリング」「13Sツーリング」のAT車をベースに、ライトブラウンを基調とした上質な室内空間に仕立てられている。外装では高輝度ダーク塗装のアルミホイールを採用し、精悍さを高めた。
メーターやヘッズアップディスプレイが改良された
LEDヘッドライト装着車に新しいオプションとして「アダプティブ・LED・ヘッドライト」を設定。ハイビームの光を部分的に消灯し、対向車などを眩惑しないようにして明るいハイビームを走行中に効果的に活用できるようにする。メーター上のヘッドアップディスプレイ「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」のフルカラー化や、自動ブレーキや追従走行を可能としたレーダークルーズコントロールなど運転支援機能を充実させ、安全性、快適性を高めている。
シート表皮などの色合いも変更されている
そのほか、シート表皮などの色合いも変更され、白革内装はオフホワイトからピュアホワイトに、これまで特別仕様車の専用装備となっていた黒革内装をラインアップに追加。「13S Touring」と「XD Touring」はシート表皮をモノトーン調に変更し、「13S」と「XD」はシート表皮をインディゴブラックからブラックと千鳥格子のコンビネーションタイプとしている。
メーカー希望小売価格は、135万円から222万4800円(税込)