【日産】ビタミンCでうるおいの空調システムビタミンフィルターとは

goo-net編集チーム

日産の肌に潤いを与える「ビタミンフィルター」は、
文字通り肌に潤いを与える最新の空調システムで快適技術です。

日産の推進する「心身を健康でよりよい状態にする」ことを目指した、
「Health & Wellbeingコンセプト」に基づいて開発され、
クルマに乗っているだけで空調をしながら肌に潤いを与えるとあって、
女性に優しいシステムと言えるでしょう。

ビタミンフィルターの開発の背景

夏など日差しが強い屋外では、紫外線がシミ・そばかすなどの原因になります。
車内は直射日光こそ遮ってくれますが、
屋外と同様に、容赦なく紫外線・赤外線が降り注いでいます。

これらの紫外線や赤外線をカット・吸収してくれるUV・IRガラスの普及も拡大していますが、
年中フルで使用することの多いエアコンによって、車内は常に肌に大敵な乾燥状態になっています。

こうした背景もあり、肌に潤いを与える美容と健康にも良い空気を目的に、
ビタミンフィルターの開発を始めました。
車内の空調を整えながら、お肌に潤いを与える一石二鳥のアイディアです。

主婦や小さな子どもを持つ母親にとって、日常的に車に乗る機会は多いでしょう。
それだけに、運転している最中に心身が健康になるクルマの開発は、
女性を中心に喜ばれる取り組みであると言えます。

ビタミンフィルターの機能

ビタミンフィルターは、
皮膚に重要なコラーゲンやエラスチンの合成に必要なビタミンCに着目し開発されました。

ビタミンCをエアコンからの風にミックスさせて、
肌に直接作用させることで潤いをもたらす、肌の健康とストレスの軽減にも役立つフィルターです。

【ビタミンフィルターの仕組み】

1．フィルターろ材に「ビタミンセラミックス」と「ゼオライト（吸湿材）」を配合
2．エアコンをオン/送風
3．空気中の湿気とともに「安定化ビタミンC誘導体」を放出

安定化ビタミンC誘導体は、皮膚の表面から吸収されます。
皮膚の内部に取り込まれると、酵素の働きによってビタミンCに変化し、新陳代謝を促進します。

これにより、コラーゲンやエラスチンが内部組織で合成され、
水分供給が促されることで肌の潤いがもたらされる仕組みです。

ビタミンフィルターの効果

ビタミンフィルターの効果について、実車両で肌水分量の確認を行った結果は以下の通りです。

◆60分経過後の皮膚水分量
・ビタミンCフィルター＝約52％
・ビタミン化粧品＝約44％
・一般化粧品＝約37％

◆60分間空調風にさらした後の皮膚細胞から測定（京都薬科大学でのマウス試験）
・ビタミンフィルターあり＝約52.5μg/g
・ビタミンフィルターなし＝約40.0μg/g

上記の通り、ビタミンCフィルターにより、
肌水分量の増加およびビタミンCが皮膚細胞に吸収されている効果が実証されています。

車に乗っていると、唇や髪の毛が乾燥してパサついた経験はありませんか。
特に空気が乾燥する冬に車内でエアコンをつけると、パサつきや静電気が顕著に発生します。
もちろん、夏はエアコンの送風も強くなりがちで、同じく乾燥します。

乾燥によるパサつきを抑え、肌に潤いを与え、
同時に心身を健康にしてくれるビタミンフィルターは、
エアコンの使用が不可欠な現在において、もっと注目されるべき、快適装備と言えるでしょう。