クルマのお役立ち情報[2017.05.25 UP]

人気自動車ジャーナリスト(と編集スタッフ)が真剣チェック!
気になる中古車試乗判定 ランドローバー レンジローバー イヴォーク

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ランドローバー レンジローバー イヴォーク 2014年モデル ランドローバー レンジローバー イヴォーク

一般ユーザーが乗っている使用過程車をテストすることで、新車ではわからない実力をチェックするのがこのコーナー。売れ線中古車の本当のトコロを厳しい目線でインプレッション!果たしてその結果やいかに!?

文●竹岡圭、九島辰也、GooWORLD 写真●GooWORLD

今月の中古車は ランドローバー レンジローバー イヴォーク

ランドローバー レンジローバー イヴォーク 内装
ブラックレザーの室内は
スポーティな雰囲気

 レザーとアルミを上手に組み合わせたインテリアは、スポーティな雰囲気。ほどよくタイトな運転席からパーソナルカー的なキャラクターであることが伺える。その一方、5ドアモデルならリヤシートへのアクセスも良好かつスペースも十分に広いので、実用車としての実力も十分以上。

ランドローバー レンジローバー イヴォーク 装備
未来感あふれるロータリー式
シフトダイヤル

 中央のモニターにはナビをはじめ、さまざまな機能が集約される。フロント2カ所、左右ドアミラー、リヤの計5カ所にあるカメラのリアルタイム映像も表示可能。また、エンジン始動時に自動でせり出す「ドライブセレクト・ロータリーシフター」もランドローバーならではの装備である。

ランドローバー レンジローバー イヴォーク エンジン
2L 4気筒ターボと
9速ATの組み合わせ

 2Lの4気筒ターボというダウンサイジングエンジンを搭載。しかし、最高出力240馬力、最大トルク34.7kgmと十分なスペックを誇り、実際に乗ってみると数値以上の力強さ。とくに低回転域でのトルクが高く、非常に扱いやすい。トランスミッションは9速ATで、変速ショックもなく滑らかである。

ランドローバー レンジローバー イヴォーク ラゲッジルーム
スクエアな形状の
ラゲッジルーム

 出っ張りがなく、スクエアな形状のラゲッジルーム。ボディ全長が4355mmとコンパクトカー級なので、フル乗員時はミドルクラスSUVと比べると物足りなさを感じるかもしれない。しかし、リヤシートを倒せば文句なしのスペースが確保される。ファーストカーとしての役割も果たせるはず。

ランドローバー レンジローバー イヴォーク 試乗判定レビュー

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

高級SUVの代名詞的存在であるレンジローバーから販売されたイヴォークは、スタイリッシュなデザインと比較的リーズナブルな価格によってヒットモデルになった。

老舗ブランドから登場のスタイリッシュSUV

編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回はオフロードビークルの老舗であるイギリス・ランドローバーの高級ブランドであるレンジローバーから、イヴォークが登場です。お借りした車両は個人所有で2014年モデル、グレードは「ピュア」、走行距離は7万kmです。

竹岡●前回はBMWのX3だったけど、新車を含めて本当にSUVは流行ってるね〜。

編集部●老舗ブランドであるレンジローバーからこのようなスタイリッシュなモデルが登場したということでも、非常に話題になりました。

竹岡●そうそう。3ドアもあって、それもカッコいいよね。このクルマが出た後、影響を受けたようなデザインのクルマがいろいろと出てさ(笑)。

九島●2009年のデトロイトショーでランドローバーが「LRXコンセプト」という3ドアのクロスオーバーSUVのコンセプトカーを発表したんだけど、それが評判よくて市販化されたんだよね。

竹岡●市販モデルが発表されたのが2011年で、日本では同じ年の東京モーターショーで公開だったかな。前回のX3が比較的オーソドックスなタイプのSUVだったとすると、イヴォークはトレンドリーダーっていうイメージがあるかな。

九島●そうだね。いろいろなメーカーがSUVを作ったことで一周まわって自由度が高まるなかで生まれた、セカンドジェネレーション的な存在と言えるかもしれないね。

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

編集部●2012年モデルとして導入されたイヴォークですが、パワートレーンは前期モデルが2L直4ターボに6速ATという組み合わせで、グレードはエントリーモデルが「ピュア」、装備が充実した上級グレードが「プレステージ」というラインアップでした。その後、2013年11月の変更でトランスミッションが乗用車世界初の9速へと進化しました。今回試乗するのがこの世代ですね。

竹岡●今日のは9速になったやつなんだね。最近の話かと思ってたけど、もう出てから3年になるんだ!そのわりには、見た目が古くなった感じが全然しないのが凄い。

九島●デザインを手がけたのはランドローバーのジェリー・マクガバンだけど、間違いなくイヴォークは彼の代表作になるだろうね。最近追加されたコンバーチブルも非常にカッコいいよね。

編集部●たしかにイヴォークは長く販売されているわりにデザインに大きな変更を受けていないことも特徴です。2015年9月の変更でヘッドライトがフルLEDになって、バンパーもより迫力あるデザインになりました。また、グレード体系も一新されて「SE」、「SEプラス」、「HSE」、「HSEダイナミック」、「オートバイオグラフィ」となりました。標準モデルがSE系、上級グレードがHSE系、最上級がオートバイオグラフィといった具合で、価格は502万円〜832万円です。

竹岡●レンジローバーのイメージからすると案外お買い得なのよね。

九島●たしかにそうだね。

編集部●それでは、そろそろ試乗の方をよろしくお願いします。


編集部●では、試乗から戻られたお二人に感想を伺いましょう。

竹岡●日本に最初に導入されたときに乗ったやつは発進時に飛び出し感があって気になったけど、今日のはいい意味で普通だった(笑)

九島●エンジンが重く感じたかな。走行距離7万kmだっけ、ここからまわるようにするのはちょっと大変かもね。でも、乗りにくいとかそういうのはないよ。シートとかも綺麗だったし、使い減りしてない。

竹岡●レンジローバーを名乗るだけあって見た目だけじゃなくて室内もいい感じだった。そういえば、出た当時に芸能人が結構買ってたね。でも、「ゴルフバッグが載らない!」って手放すひとも多かったね。

九島●ゴルフに3人、4人で行くのはやめたほうがいいよ。ウチは持ってるクルマ全部2ドアだけど、それで困ったことはないよ。

竹岡●私もずっと2ドアのクルマに乗ってたけど、5ドアに乗ってみると便利は便利なのよね(笑)。女性はとくに鞄とかサッと置きたいし。買う前に試してみて、自分にとってゴルフやユーティリティが大事っていうなら、ディスカバリーを買えばいいし、それでもデザインに惚れたっていうならイヴォークを選んでも後悔しないと思うよ。

九島●プライベート感をより大切にするなら3ドアっていうのもいい選択だと思うよ。何しろカッコいいし。イヴォークって中古車でもまだ結構高いんでしょ?だとするとまだまだ旬ってことだ。

竹岡●クルマって理詰めで買うより、本当にほしいと思えるものを選んだ方が大切にするし、多少高くても愛着が湧くと思うな。

※ナンバープレートはハメ込み合成です。

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