つい20年ほど前の日本では、クリスマスともなると都会の超高級ホテルに1泊し、ウン万円以上もするプレゼントを彼女に渡したりしていた。今の時代、そんなことをしたら完全に逆効果で、「そのぶん貯金しておけよ」などと内心思われるのがオチ。今、何かを彼女にプレゼントするとしたら、別に値段は高いモノじゃなくていい。身の丈を過剰に逸脱しない価格で、それでいてセンスと愛が詰まった、何か。そういったモノこそが、時代の空気感に合っている。
この感覚はクルマ選びにもいえる。モテを目指すなら、無理して高級車を買う必要はない。「身の丈に合ったクルマ」を普通に買えばいい。そしてそれを清潔に維持し、余裕をもって「クルマがある生活」自体を存分に楽しむべきなのだ。
では、具体的にどんなクルマがいいだろう。
ヴォクシー トヨタ
高年式の流通が多く探しやすいことも◎
125.1万円
※独自のデータを基にした参考値（2013年8月7日時点）です。
- 現代の王道ミニバンの1台
- 人気の観点だけで言えばフルサイズのヴェルファイアやエルグランドのほうが上だが、「身の丈感」を優先し、おサイフ的に余裕のある生活で人生を楽しむならこんな選択で。車両価格100万円台後半でかなり好条件の一台を探せるはず。
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ジャストサイズ
2.0Lエンジン搭載、5ナンバーサイズのため、高い積載性を持ちながら取り回しはラクラク。高いツール性が魅力。 -
個性的なデザイン
兄弟車のノアと比べるとスポーティなエクステリアデザイン。便利なミニバンに流れてもカッコには気を遣う的なアピールが可能。
フォレスター スバル
朴訥系男子なあなたには
96.7万円
※独自のデータを基にした参考値（2013年8月7日時点）です。
- スバルならではの走りの良さ
- 「純朴さ」のようなものがあなたという男の魅力であるならば、フォレスターに乗るとその魅力が増幅されるはず。浮ついたところのないスバル車の印象が、現代の空気感によくマッチするだろう。レガシィワゴンから受け継ぐスタイリッシュなデザインも◎。
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レジャーでもハイウェイでも強い
4WDによる悪路走破性、ターボによるパワフルな走り。この二つの要素を持ち合わせるクルマだからシーンを選ばない。
ティアナ 日産
セダンで行きたいあなたには
131.1万円
※独自のデータを基にした参考値（2013年8月7日時点）です。
- 内装のセンスは国産セダン随一
- 「ゴージャスなウッドと最高級レザー」という世界観より、今は「シンプルな北欧製モダン家具の世界観」でしょう。ということで、セダンが好きならオススメはこちら。内装のセンスは国産セダン随一。先代なら2ケタ万円で好条件車が狙えます。
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このクルマに辿り着いたセンス
数あるアッパーミドルセダンの中からティアナをチョイスしたセンスがアピールポイントに。ゴージャスな空間を味わえる。
ゴルフ フォルクスワーゲン
知的でスタイリッシュさを
60.2万円
※独自のデータを基にした参考値（2013年8月7日時点）です。
- 欧州コンパクトのパイオニア
- 大きいクルマはチョット・・・。でも国産コンパクトカーにはないムードが欲しいというニーズにマッチする。ドイツの質実剛健、真面目なクルマ作りが実践されており、どんな街並みの風景にもクルマが合わせてくれる。気のせいかオーナーがインテリジェンスに見えてくる・・・。
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乗り手を選ばないサイズ感
ちょっと運転代わって！と言われた女性もカンタンに乗りこなせてしまう・・・。もしもの運転のプレッシャーを和らげてくれるサイズ感。
CR-V ホンダ
シティ派のあなたには
96.1万円
※独自のデータを基にした参考値（2013年8月7日時点）です。
- カタチはSUV、使い方はイロイロ
- カタチはSUVだが運転しやすく、セダン、ワゴン、ハッチバックの延長的な感覚で運転できるクルマ。4WD比率も概ね半々程度であるため、どの地域にいても購入可能。スポーティかつラグジュアリー、かつサイズ感もあり、人もシーンも選ばないクルマ。
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塊感あるヨーロピアンデザイン
SUVと言えばクロカンのライトバージョンというイメージが強い。だがCR-Vは見るからにスタイリッシュ。第一印象で差がつく1台。
今大切なのは「身の丈感＋ちょっとしたセンス」ではあるが、少し寄り道して定番・王道のモテ車も見てみよう。昔からの憧れのクルマ、一度は乗ってみたいクルマ、今まさに欲しいクルマなど、人によって定番・王道の定義は様々ありますが、ここではオトコ目線での「モテ車」8モデルをピックアップしてみました。
しかし、やはりモテに大事なのは「身の丈感」と「センス」・・・！
では、「平成のクルマモテ」を実現させる更なるポイントとは？
