編集部●中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回はBMW X3が登場します。お借りしたクルマは2018年モデルのxDrive20d Mスポーツで、走行距離は1万7000kmです。
九島●持ち主はけっこう走っているね〜。正しいSUVの使い方だ。おっと、BMW的には「SAV」だ(笑)。
竹岡●「スポーツ・アクティビティ・ビークル」でSAV。走りにこだわりのあるBMWらしいネーミングだけど、一般的にはSUVとしてカテゴライズされているよね。
九島●この間、アメリカのテキサスで行われたX7の海外市場会に参加したんだけど、5mを超える2.5トンの巨体なのに重さを感じなかった。走りに関してBMWは妥協しないね。
編集部●X7は2019年中に日本にも導入されるそうなので、そうなるとX1からX7まで、フルラインアップが完成することになります。 竹岡●BMWグループ全体で考えると、MINIクロスオーバーからロールス・ロイス カリナンまであるんだから、本当に隙がない!
編集部●そんななかで、今回試乗していただくX3はどういったポジショニングになるのでしょう。
九島●グローバル基準で考えると、1999年に初めてのSAVとして登場したX5がスタンダードなんだけど、日本の道路事情とかを考えるとX3が実質的な中核モデルになるだろうな。
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