【@Goo】トヨタ ランドクルーザー 走破性の高さだけでなく快適性も兼ね備えたSUV![]() ●マークXジオは、3列シートもラインナップするグランドステーションワゴン。 セダン・ワゴン・ミニバンそれぞれの使い勝手を備えた「3モードキャビン」を実現 ※価格は2月21日時点のものです。 ![]() ●トヨタ初の3ナンバースペシャリティカー。ロングノーズショーデッキのエレガントな2ドアクーペで、2.8L直6エンジンが搭載されていた。1986年にキープコンセプトで登場した二代目はヒットモデルとなり、91年の三代目モデル以降はレクサスとして北米へも輸出。01年に登場した四代目モデルは、05年以降日本でもレクサスSCとして販売されていた。中古市場では、四代目モデルは200万円以上、それ以前のモデルは50万円以下と、平均相場が二極化している。
未来のシステムとも言われ栄華を誇ったデジタルメーターの現在の立場とは?─── その昔、「デジタル」とは、未来的で凄いものだった。たとえば『ウルトラマン』の科学特捜隊は、送られてきた情報を、紙テープにパンチ穴を開けたものに出力して読んでいた。このパンチ穴は、なにかのデジタル信号を表すものだったらしく、科学特捜隊の隊員はそれを読んで、「大変だ、怪獣が現れた!」とか言って出動していたのである。当時私は、「あんな穴を読み解ける科学特捜隊員はスゴイ!」と尊敬していた。 国産車で初めてデジタルメーターを採用したのは、81年の初代ソアラである。正確には「エレクトロニック・ディスプレイメーター」と呼ばれ、スピードメーターはデジタル数字、タコメーターはバーグラフ式。当時はこれが猛烈にカッコよかった。 まずなによりも、スピードが1km/h単位で正確にわかる。当時は私もイケイケの肉食ヤング。スピードをたくさん出すことに燃えていたものの、それを「だいたい○キロくらい出した!」としか自慢できないことに大いなる苛立ちを覚えていた。しかし、ソアラなら1km/h単位で正確にわかるから、自慢を正確化できる。それは、息子の大きさを正確に測定する機器の登場のように、男にとって非常に画期的なシステムだった。 タコメーターは、4000回転くらいまで右肩上がり、その後高原状に真横に伸びるバーグラフで、バックライトで美しく光る様は、東京ディズニーランドのエレクトリカルパレードに匹敵するとまで言われた。 ソアラのデジタルメーターに比べたら、針を回すだけのアナログメーターなんてカッペ。好景気もあって、「ナウなヤングはデジタルメーター!」「大宮ナンバーで六本木に来るな!」「貧乏人は麦を食え!」という風潮が日本中に蔓延し、その後小型車にまで増殖。バブル期には我が世の春を謳歌したのである。 これだけもてはやされたデジタルメーターだったが、バブル崩壊後は廃れ、現在はハイブリッドカーやファミリーカーなどで細々と使われている。 そういうクルマがなぜデジタルメーターを使うかというと、主な理由は「スペースを節約できるから」。デジタルメーターは、ナウなヤングから転じて、節約のためのものに成り下がったのであった。涙。 【清水草一】
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