マツダ ロードスター
●1989年にユーノスチャンネルから登場した2シーターオープンスポーツがロードスター。中古車市場では、この初代は50.5万円の平均相場を形成中。1998年に登場した2代目は、82.3万円の平均相場と500台以上の流通量を誇り、手軽なオープンスポーツとして狙い目のモデル。2005年にデビューした3代目は、165.2万円の平均相場と400台近い流通量で、程度の良い物件が多く買い得感が高い。
中古車マニアでもある清水草一が各著名人と対談し、
クルマ談議に花を咲かせるトークコラム!
- 今号のゲスト
- モータージャーナリスト 藤島知子さん
- フォーミュラでのレース経験も豊富な、女性モータージャーナリスト。的確な批評とその美貌は各媒体で人気を得ている。
ロードスター・バンザイの巻
走って書けて美しい女性モータージャーナリストとして、各媒体から引っ張りだこの藤島知子さんこと藤トモ。実は不肖清水草一、彼女がまだ駆け出しのころ、某ニューモデル試乗会の受付嬢をしていた藤トモを一目見てホレてしまったという過去を持っているが、藤トモといえばスポーツカー好きで有名だ。
清水 藤トモの最初の愛車といえば、あのブルーのRX-7のイメージが強烈だよね。
藤トモ ふふ、そうですか?あのセブン、女の5年ローンで買って(笑)、5年後、ちょうどローンが終わったころ、レース資金に化けちゃったんですけど。
清水 ひえー、そうだったんだ!すげー硬派な話だ。顔に似合わないバリバリのチューニングセブンで、それがすんごくカッコよかったよね。
藤トモ 私、硬派なクルマにカッコよく乗ってみたいって、ずっと思ってたんです。そういうの、なんか気持ちいいんですよ。ああいうクルマに乗ってると、おまわりさんに止められたりするんですけど、私の顔を見て『これ、おねーさんのクルマ?』ってビックリされちゃったり。
清水 おねーさんって言い方はないだろう!お嬢さんだろう最低限!でもさ、異性の魅力はギャップにありって言うし、かわいい系の女性にこそ、スポーツカーをオススメしたいね。きっとモテるよ。
藤トモ 乗っても楽しいですしね。
清水 藤トモが女性ドライバーにオススメする国産中古スポーツというと、どのあたりかな。
藤トモ うーん、セブンと言いたいところですけど、燃費が……。
清水 どれくらいだった?
藤トモ 平均してリッター4キロくらいでしたからね(笑)。
清水 それはすごい!フェラーリF355でもリッター5キロは走るからなぁ。相当硬派じゃないと乗れないかもね!
藤トモ 同じマツダでも、ロードスターならバッチリじゃないですか?できればマニュアルをオススメしたいです。楽しくて燃費もいいし。
清水 マニュアル車を乗りこなすかわいい女性、カッコいいよね!ロードスターなら、マニュアル車のタマ数も多いしね。
藤トモ それ、大事ですよね!やっぱり中古車はある程度数があって、選べた方がいいですから。
清水 そのほかには?
藤トモ スイフトスポーツなんかどうですか?マニュアル車も多いし、同クラスのコンパクトカーとはちょっと違うなにかがありますよ。
清水 あるある!スイスポは根性が違うよ!