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まずはRHTの6ATを試乗。パドルシフトが装備されているので、ステアリングから手を離さずにMTライクな変速フィールを楽しめる。また、アクティブアダプティブシフト(AAS)の採用でDレンジのままでもドライバーのアクセルワークに応じて、ゆったり走るシーンとスポーツ走行したい気分を上手にくみ取り、変速タイミングを緻密に制御してくれる。ノーマル仕様の足まわりは、ナックル側のボールジョイント取り付け位置の変更と、サスチューニングの最適化によって、フロントのロールセンターが26mm低くなった。これにより、コーナーでは鼻先が沈み込みながら、路面に吸い付くように、自然な姿勢で駆け抜けることができる。
一方、ソフトトップの6MT仕様は、エンジンのレブリミットが500回転増したおかげで、一段と力強く滑らかに吹け上がってくれる。また、増幅されたエンジンサウンドがスポーツカーをドライブしている気分に酔わせてくれた。快適性を高めたRHT、よりスポーツ色を濃くしたソフトトップ。ロードスターは2つの個性を際立たせることで、ユーザーの相反する要求を受けとめる懐の深いモデルに生まれ変わったと言えるだろう。
(文:藤島知子 写真:中村宏祐)
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