ソウルで乗ったセフィーロの思い出とは?韓国で出会ったおじいさん、今はティアナに乗ってるだろうか
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何年か前、「韓国の新幹線」KTXが開通したとき、それに乗りに行った。
福岡までクルマで行って、高速船で釜山へ。釜山からソウルまでKTXに乗った。KTXは、フランスのTGVの技術を導入したもので、カタチはそのまんまTGV。色だけ韓国っぽい赤と青になっていた。
で、ソウルで乗った個人タクシーの車種が、三星(サムスン)の、なんていう名前だったか、とにかく日産セフィーロのノックダウン生産車で、運転手は日本語をベラベラしゃべりまくる、韓国のおじいさんだった。
「KTX、あれはなんだ!あんなの狭いし、故障だらけじゃないか!ダメだよあんなの!隣の日本にいい新幹線があるのに、なぜフランスのをわざわざ使うのか!大問題だよ!」
そして、そのおじいさんは、自分のタクシーのことも自慢した。「このクルマは一番いい。すごくしっかりしてる。現代や起亜なんかとは比べ物にならない!」
おじいさんは、自己のアイデンティティとして、心の中に日本があるようだった。
日産車をノックダウン生産していた三星は、その後日産同様、ルノーに買収されルノーサムスンとなり、現在はセフィーロの後継車として、ティアナ(韓国名SM7/SM5)を生産している。
あのおじいさん、今はティアナに乗って、相変わらず運転手をやってるだろうか。それとも、もう引退しただろうか。