スズキの「ジムニーシエラ」は、四輪駆動車両としての機能性と走破性を高めたオフロード車です。1970年に初代が誕生しており、最新の現行モデルは4代目となります。この世代では、「JC」「JL」「JL スズキセーフティサポート装着車」などのグレードがラインナップされました。エンジンには、新開発されたK15B型エンジン(1.5L DOHC吸気VVT)を搭載。このエンジンは力強いトルクが追求されているため、ジムニーの優れたオフロード性能をさらなる次元へと押し上げてくれるでしょう。トランスミッションは、5速マニュアルトランスミッションと4速オートマティックトランスミッションの2タイプから選択可能です。本格4WDの証として、どのような環境でも耐えられるラダーフレーム構造を継承しつつも、さらに頑強な構造を持たせるように進化させています。エンジンをフロントタイヤよりも後ろにしたFRレイアウトにより、険しい凹凸を越えていくために必要なアプローチアングルを確保しました。また、「ジムニーシエラ」には、路面状況に応じて2WDから4WDを切り替えられる副変速機を採用。これはトランスファーレバーのダイレクトな操作感を感じることができ、走りに向かうドライバーの気持ちすらも高めてくれる仕様です。過酷な環境を走るからこそ、パートタイム4WDを採用。脱出性能が高くなっているため、安心して運転をすることが可能です。サスペンションにも、「ジムニーシエラ」特有の特徴があります。サスペンションは基本構造を継承し、鍛え上げてきた3リンクリジッドアクスル式を採用しているため、悪路でも走ることが可能です。さらに先進の安全装備も採用しているため、運転しやすく、安心して乗ることができるでしょう。安全装備としては、デュアルセンサーブレーキサポートを搭載しています。これは、前方の車両や歩行者に対して衝突の危険性を検知すると、ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告してくれる機能です。他にも、最高速度が記載されている標識をメーター内に表示させてドライバーに通知する標識認識機能も搭載しています。エクステリアにも大きな特徴がある「ジムニーシエラ」には、ボンネットの強度を高めるクラムシェルフードや、ガラス面を立ててサイドに雪が溜まりにくいようにしたスクエアボディなどが採用されています。また、前後のバンパーは過酷なオフロードにも耐えられる仕様となっているのが特徴です。※記載の文章は、2021年8月時点の情報です。