2010年7月に日本デビューしたプジョーの「RCZ」は、同社で初めてのコンパクトスポーツクーペであり、2ドア4人乗りとなっています。ボディデザインは、流れるような曲線でまとめられており、ルーフにコブのような膨らみが2つある「ダブルバブルルーフ」や、アルミニウムを用いたパネルがAピラーからCピラーまで連続する「アルミナムアーチ」が採用され、この車両の外観を強く印象付けています。なお、このクルマには、上位グレードとして同社のモータースポーツ担当部門であるプジョー・スポールがチューニングする「RCZ R」「RCZ R Final Version」などもリリースされています。2015年7月発売モデルでは、グレードとして、シフトが異なる2種類の「GTライン」が設定されています。このモデルのエクステリアについては、スポーティな専用パーツの他に、19インチ大径アロイホイール、ロゴバッジやブラック・ドアミラーなどを装着しています。また、インテリアには、ブラックナッパレザーシートやダッシュボード、センターコンソールにレッドステッチが施され、高い質感を備えています。そのほか、このクルマの特別仕様車については、2015年9月発売モデルにラインナップされた「R ファイナルバージョン」があります。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。