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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車検の追加整備とは?

車検代行業者に車検を依頼する際に「追加整備」という項目を耳にすることがあります。「追加整備」とは、通常の車検メニューと何が違うのでしょうか?ここでは追加整備が発生する流れや追加整備を受ける際の注意点などについて説明します。

車検の追加整備とは何か

車検費用は基本的に車検基本料(24ヶ月点検整備・検査代・代行手数料等)と、法定費用(重量税・自賠責保険料・印紙代)を合わせた費用で構成されています。24ヶ月点検整備というのは、保安基準に合致しているかを点検整備するもので、エンジンルームの点検や室内点検、足回り、下回り、外回りなどを重点的にチェックします。そこで、安全基準に満たない部品や交換が必要な消耗品などが発生した際に、修理や調整・交換作業を行うのが「追加整備」です。追加整備とは名前の通り、24ヶ月点検整備の追加で実施する整備作業の事を指します。

車検の追加整備はどのような場合に発生するのか

24ヶ月点検整備の際に追加整備の必要な箇所が発見されると、追加整備という費目で作業を行います。追加整備で指摘されるのは、主に「消耗品の交換・補充」か「パーツや部品交換」です。

■消耗品の交換・補充

・ATF(オートマチックトランスミッションフルード)交換
・ブレーキフルード交換
・ウォッシャー液補充
・パワステオイル交換
・エンジンオイル など

■パーツや部品交換

・バッテリー交換
・ワイパーブレード交換
・オイルフィルター交換
・エアコンフィルター交換
・タイミングベルト交換
・ウォーターポンプ交換 など

どんな追加整備が発生するかは実際に24ヶ月点検整備をしてみないとわかりません。ただし、定期的に交換した方がいいパーツや、補充した方がいい消耗品を放置しておくと、追加整備となるケースは多いようです。また、マフラーの排気漏れや足回りのブーツの破れなどはそのままでは車検に通らないため、補修なり交換が必要となります。もちろん、タイヤの残り溝が一定量以下の場合は、同様に交換する必要があります。

追加整備が必要になった場合、注意しておく点はあるのか

追加整備を実施するとなると通常の車検料金に追加して別途費用がかかります。交換するパーツや車種、作業費などの違いによって同じ箇所でも追加整備費は異なり、パーツによっては取り寄せに時間がかかるケースもあります。追加整備部分は車検そのものに直接該当する部分とそうでない部分があり、指摘された追加整備の全てに対応する必要性はありませんが、明らかに劣化したエンジンオイルやブレーキフルードなどは交換した方が良いでしょう。愛車の安全基準を満たすためにも、車のコンディションを維持するためにも、追加整備で指摘された箇所もきちんと対処しておくと車の故障も少なくなります。予算と相談して今回は見送るもの、実施した方が良いものを見極める事も重要なポイントです。追加整備はその時の車検に直接関係ない箇所の整備もありますが、基本的には「車に必要な整備」と解釈し、安全のためにも整備をお願いすることをおすすめします。追加整備について不明な点がある場合は、どんどん質問するなどして、専門家と相談をしながら進めていくようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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