スクープ
更新日:2023.07.03 / 掲載日:2023.07.03

レクサス フラッグシップSUV「LX」にハイブリッドを追加へ!

現行型レクサスLX

2022年1月に発売を開始したレクサスのフラグシップSUV「LX」が現行モデルとして初の改良を行うことが判明した。時期的には2024年初頭が濃厚だが、2023年末から現在停止している受注を再開していく可能性が高い。

現行型レクサスLX

改良の目玉は、待望のハイブリッドパワートレーンの追加だ。レクサスブランドにおいて、ラダーフレームを採用するボディオンフレーム車として初めてハイブリッドパワートレーンの搭載したのは、2023年6月9日にワールドプレミアされた新型「GX」となるが、「LX」も改良時にハイブリッドパワートレーンが追加される。

システム的には新型「GX」に搭載される2.4Lターボハイブリッド仕様と同じで、エンジンとトランスミッションの間にモーターと湿式クラッチが一体となったフロントモジュールを組み合わせたものだ。トランスミッションがエンジンの動力伝達を行って、フロントモジュールはエンジン始動、EV走行、回生などハイブリッド機能を担当する。

新型GXの2.4Lターボハイブリッド仕様
北米向け大型SUVセコイア搭載のi-FORCE MAXパワートレーン

このフレーム車向けハイブリッドパワートレーンは、すでに北米向けの大型SUVのセコイアやピックアップトラックのタンドラ/タコマに搭載されているもので、トヨタブランドでは「 i-FORCE MAX」と呼ばれている。新型「GX」では、2.4Lターボガソリンエンジンと8速オートマチックトランスミッションの組み合わせだが、セコイアとタンドラに搭載される「 i-FORCE MAX」は最高出力437hp/最大トルク790Nmの3.5LV6ツインターボガソリンエンジンと10速オートマチックトランスミッションの組み合わせで、フロントモジュールに内蔵されるモーターは36kW/250Nmを発生する。

このセコイア/タンドラ向けの「 i-FORCE MAX」ハイブリッドパワートレーンをレクサス向けにチューニングを施し改良後の「LX」に搭載する可能性が高い。グレード名はズバリ「LX700h」。日本ではすでに商標出願中となっている。

さらに今回の改良では、現行型にラインナップされている「OFFROAD」グレードにかわり、新型「GX」に設定された「OVERTRAIL」仕様が新たに設定されるだろう。エクステリアも標準仕様と変化を付けたよりオフロード寄りのスタイリングや装備が与えられるはずだ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

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