カーライフ
更新日:2019.06.21 / 掲載日:2016.06.16

夏場の車内に置いておくと危険なものとは

夏場の車内に置いておくと危険なものとは

goo-net編集チーム

これからの季節どんどん気温が高くなりますが、夏場の車内の温度は想像を絶する暑さとなります。
熱中症や脱水症状が一番の心配事となりますが、実はその他にも危険が潜んでいます。

ここでは、夏場の車内に置いておくと危険な物を、
どのような危険が起こるのかと併せて紹介したいと思います。

爆発の危険を伴う物

外気温が30度程度であったとしても、
車内温度は50度近くにまで高くなっているということもしばしばあります。

そのような高温の車内に以下の物を置いておくと、爆発する危険性があります。

炭酸飲料

暑い季節こそおいしく感じられますが、炭酸ガスが暑さで膨張し、
内圧が高くなるために、爆発する可能性があります。

スプレー缶、化粧品等のビン

炭酸飲料と同様、内圧の増加により爆発しやすくなります。

夏場は特に冷却スプレーや制汗剤の人気が高くなりますが、
これを原因とした事故が最近増えています。

その他にも、マニキュアや香水のビンも高温な車内では破裂する恐れがあります。

ライター、乾電池

喫煙される方だと、タバコに火をつけた後のライターを置き忘れることが多いかと思います。

ライターは高温の車内や太陽の熱にさらされることでガスの圧が上昇し、
破裂や発火の危険性が高くなります。

また、乾電池も同様に破裂しやすく、液漏れや発火の危険性があります。
緊急用として懐中電灯を載せている場合は注意が必要です。

故障・溶解しやすい物

周囲の気温が高くなると、壊れやすくなる物や溶けやすくなる物があります。

スマートホン、PC

一般的な電子機器は高温下で使うことを想定していないため、
高温で日差しが当たる夏場の車内では故障しやすくなります。

ワックス系

ヘアワックスやクレヨンなどは熱で溶けやすい物になります。
車内に放置してしまうと、溶けてシートなどを汚す恐れがあります。

置いておくと危険な場所

基本的に上記の物を夏場の車内に置くことは控えるべきなのですが、
特に物を置いておくべきではない場所がダッシュボードの上です。

車内の温度は50度近くと軒並み高くなりますが、
特にダッシュボードの上はフロントガラスから入ってくる日差しによって温度が上昇しやすく、
最悪の場合70度以上まで上がります。

ここに物を置いてしまうと破裂や発火の恐れがあるので、
運転中はもちろん、車を離れる際も物を置かないようにしましょう。


以上のように、夏場の車内に長時間にわたり物を置いておくことは危険を伴います。

たとえ短時間であっても、ダッシュボードの上に、
爆発の危険性がある物や、燃えやすい物を置かないよう、心がけるようにしましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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