中古車購入チェックポイント
更新日:2019.02.18 / 掲載日:2019.02.18

スズキワゴンRスティングレーの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

スズキワゴンRスティングレーの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

ワゴンRスティングレーは、圧倒的な広さを実現した、ゆとりのユーティリティ&ラゲッジスペースが特徴の「ワゴンR」から派生した、精悍な佇まいが印象的な軽ハイトワゴンとして2008年9月に誕生しました。

2007年2月に「ワゴンR」のラインナップに加わった「スティングレー」グレードの後を受け、4代目「ワゴンR」の誕生とともに独立した車種となりました。

ノーブルな佇まいが特徴の「ワゴンR」に対して、大開口フロントバンパーをはじめとするエアロパーツや大径タイヤ&アルミホイールが装備されています。加えて、専用デザインとなるスケルトンクローム加飾が施されたフロントグリルと一体となった薄型ディスチャージヘッドランプの装備など、アグレッシブなスタイリングを採用するスポーティモデルです。

クラストップレベルの室内空間や省燃費性能を実現し、落ち着きのあるシックな個性を放つインテリアなど、標準モデルとは異なった魅力を備える人気車種です(2007年2月時点)。

その後もスズキ独自の次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」である「新アイドリングストップシステム」や「エネチャージ」「エコクール」に続き、2014年8月には低コスト簡易型ハイブリッドシステム「S-エネチャージ」を採用しています。ボディの軽量化とともに軽快な走行性能や卓越した環境性能・省燃費性能を実現しています。

また、2017年2月にリリースされた3代目モデルでは、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで歩行者も検知する、先進のデュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)を搭載しています。

ほかにもドライバーの視線移動を極力減らし、安全運転をサポートするヘッドアップディスプレイを軽自動車で初めて採用するなど、常に軽自動車に求められる安全性能を追求した人気モデルです。

ここではワゴンRスティングレーの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2008年9月25日 スズキ、新型「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」を発売

スズキ株式会社-広報_スズキ、軽乗用車 ワゴンR「スティングレー」を発売

スズキ、4代目「ワゴンR/ワゴンR スティングレー」を発表 – Car Watch

スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2012年9月6日 スズキ、新型「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」を発売

スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2014年8月25日 スズキ、軽乗用車「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」に「S-エネチャージ」を搭載 軽ワゴンNo.1※1の低燃費32.4km/L※2を達成

スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2017年2月1日 スズキ、新型「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」を発売

ワゴンRスティングレーの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ワゴンRスティングレーの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

3代目 スズキ ワゴンRスティングレー MH35/55系(2017年~)の主なグレードの特徴

・ハイブリッドX
直列3気筒自然吸気エンジン+モーターを搭載するベースグレードです。
駆動方式は2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定されています。

運転席&助手席SRSエアバッグ、デュアルセンサーブレーキサポートや誤発進抑制機能をはじめ、車線逸脱警報機能やふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能に加え、ハイビームアシスト、ヘッドアップディスプレイやLEDヘッドランプ、オートライトシステムなどの充実した安全装備が施されています。

また、アイドリングストップシステム中も冷風を送るエコクールやフルオートエアコン、クルーズコントロールシステム、キーレスプッシュスタートシステム、運転席シートヒーターなどの快適装備が搭載されています。

加えて、誰でも最適なドライビングポジションが設定しやすい運転席シートリフターやチルトステアリング、IRカット機能付フロントガラス+プレミアムUV&IRカットフロントドアガラス、全面UVカット機能付ガラスなど、特に女性ユーザーに人気の高い快適装備が施されています。

インテリアに関しては、レッドステッチが施された本革巻ステアリングホイール、ブラックパールのインパネカラーパネルが装備され、左右どちらからでも乗り降りしやすいファブリック表皮フロントベンチシート仕様となります。
後席は分割可倒式ワンタッチダブルフォールディング機構を備えた左右独立スライド&リクライニングシートが装着されます。

外観は歴代モデルと意匠を共通とするエアロパーツが装着され、安定感のあるフォルムを創り出しています。
足回りは14インチタイヤ&アルミホイール仕様となります。

・ハイブリッドT
全域にわたり、伸びのある力強い走りを提供する直列3気筒インタークーラー付ターボエンジン+モーターを搭載するスポーティグレードです。

「ハイブリッドX」グレードに対し、フロントシートSRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグやクルーズコントロールが追加装備されます。

また、トルクバンドを積極的に活かしたスポーティドライブを可能にするパドルシフトが装備されます。
足回りは15インチタイヤ&アルミホイールへグレードアップされます。

ワゴンRスティングレー 主要装備・主要諸元 – detail.pdf

スズキ ワゴンRスティングレー MH35/55系の中古車検索ページ

ワゴンRスティングレーの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

ワゴンRスティングレーの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、ワゴンRスティングレーの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。

3代目 スズキ ワゴンRスティングレー MH35/55系(2017年~)の燃費・維持費

・MH35S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:26.8km/L
年間ガソリン代:約50,373円(373.1L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約61,173円 ※3

L(2017年2月モデル)

・MH35S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.4km/L
年間ガソリン代:約53,149円(393.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約63,949円 ※3

L セーフティパッケージ装備車(2017年2月モデル)

・MH55S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:33.4km/L
年間ガソリン代:約40,419円(299.4L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約51,219円 ※3

ハイブリッドX(2017年2月モデル)

・MH55S:0.66L/CVT/ FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:28.4km/L
年間ガソリン代:約47,535円(352.1L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約58,335円 ※3

ハイブリッドT(2017年2月モデル)

軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。ここでは発売時期から10,800円の税額を用いています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

自動車重量税と自動車税・軽自動車税 – 一般財団法人 自動車検査登録情報協会

ワゴンRスティングレーの中古車価格相場から選ぶ

ワゴンRスティングレーの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

ワゴンRスティングレーは、開放感あふれ、かつ視界性の良い室内空間をはじめ、軽量ボディを活かした軽快な走行性能が特徴となっています。

加えて、モーターのみの走行を可能にするマイルドハイブリッドシステムのもたらす優れた省燃費性能など、人気の高い精悍な意匠を採用した軽ハイトワゴンモデルです。比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。

また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

ワゴンRスティングレーの主なグレード・型式の中古車価格帯

3代目 スズキ ワゴンRスティングレー MH35/55系:99~228万円
MH35S:95.9~228万円(FFモデル)
MH35S:116.9~148万円(フルタイム4WDモデル)
MH55S:115.5~219 万円(マイルドハイブリッド/NA/FFモデル)
MH55S:120~176.6万円(マイルドハイブリッド/NA/フルタイム4WDモデル)

L:95.9~228万円
ハイブリッドX:115.5~185万円
ハイブリッドT:129.8~219万円

3代目ワゴンRスティングレーは2017年2月に販売を開始し、年数があまり経過していないことと人気の高さなどの理由から、高値を維持した中古車相場が形成されています。
初年度にあたる2017年式では110万円台から150万円台が中心となり、豊富な登録台数が見受けられます。

走行距離に関しては1000km未満のデモカーや新車が多く登録されている点が特徴です。
ほとんどの車両が7000km未満のレンジに分布しており、新車に見紛う程度の良い車両が見つかることでしょう(上記中古価格帯については、2018年10月2日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

ワゴンRスティングレー(スズキ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ワゴンRスティングレー MH35、55系(スズキ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2017年2月1日 スズキ、新型「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」を発売

スズキ ワゴンRスティングレーの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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