デトロイトの倉庫でビニール保存!?　中身は驚異の名車ラインアップ！

　レポーターが訪れたのは、失礼を承知でいえば「ボロい倉庫」です。明日にでも取り壊されてもおかしくない雰囲気の場所です。

　しかし、そこにはクルマがいっぱい保管されています！　全部で70台もあるのだとか。どうしてなのでしょう？

　しかも、それぞれの車体は風船のようなものに包まれています。じつはこの風船（動画では「バブル（泡）」と呼んでいますね）は、車両のコンディションを保護するためのものだそうです。つまりクルマはただ放置されているのではなく「保管されている」とのことなのです。

　置いてあるクルマは、信じられないような極上コンディションです。まるで新車のようです。驚きます！

　なかには工場から出荷された状態そのままの、ハンドルやシートのカバーまで付いたクルマもあります。

　見たこともないようなクルマもあります。

　そして、こんな古いクルマまで。こちらには1963年の「マスタング2 プロトタイプ」、生産工場が閉鎖されたことで2台しか作られなかった1987年の「キャデラック フリートウッドワゴン」、1963年の「フォード コブラ プロトタイプ」、「ACコブラ シャシー」、1963年の「フォード クーガー2 プロトタイプ」、1973年の「リンカーン Mk4」、そしてGM創業者が所有していた1905年式キャデラックなどがあるそうです。まるで博物館ですね。

　なんとも貴重なコレクションの数々。いつまでも大切に残してほしい文化遺産ですね。