車のエンタメ
更新日:2018.10.21 / 掲載日:2016.06.14
クルマ好きな少年が思い描くカーライフ
こどものとき、クルマが大好きで、近くに買い物に行くだけでもワクワクした思い出ってありますよね。いつも「こどもは後ろに乗りなさい」って言われて、助手席に乗せてもらっただけでなんだかちょっと誇らしくて、みなさんも「はやく大人になって免許を取って、自分で運転したい!」って思ったりしたのではないでしょうか。
ところが、アメリカのスバル「レガシィ」のコマーシャルに登場する5歳の少年はそうじゃなかったんです。
電動のキッズカートで遊ぶ金髪の少年。レガシィの運転席から降りたお父さんがキーを見せながら「運転するかい?」と声をかけます。ニッコリ微笑んで、ステアリングを握って走るところを想像していくと……。
彼の妄想がスタートします。最初こそ友人たちに羨望の眼差しを向けられ鼻高々ですが、お父さんを職場に送って行ったあたりから雲行きが変わってきます。
「6時半に迎えに来てくれる?」と言われ……。
パーキングメーターでは切符を切られ……。
雨のなかで大渋滞に巻き込まれる……。
賢明な少年はお父さんに言います。「いや、僕はやめておくよ」。
得意満面でドライブしている姿も、婦人警官とのやりとりも、買ったばかりの食糧をパーキングにぶちまけてしまったときの落胆ぶりも、なにからなにまでかわいらしくて、何度見てもクスッと笑ってしまう1本です。